和歌山県漫遊3日目。
向かったのは、丹生都比売神社のある笠田駅から少し和歌山に戻った粉河駅。
目的地は和歌山を代表する巨刹。
<旅の行程>
1日目:和歌山
2日目:紀三井寺→湯浅→黒江→和歌山
3日目:かつらぎ町→粉河→高野山
4日目:高野山
駅から10分程進んで行くと、緩やかな坂の参道に入ります。
その先にそびえる巨大な山門。
◆粉河寺◆
*読みは"コカワデラ"
石畳と蘇轍、紅き門が醸す名刹の風格。
大門
(国指定重要文化財)
宝永4年(1797)建立の仁王門。
県内有数の大きさを誇ります。
筋骨隆々、迫力の金剛力士像。
素晴らしい造形に惚れ惚れ。
門の先に続くのは広大な境内。
もはや、町レベルの広さ。
小川に沿った参道をゆきます。
本坊(庫裡)
本坊内に築かれた御池坊庭園は市指定名勝。
*非公開
童男堂
(御本尊:童男大士)
(和歌山県指定有形文化財)
*読みは"ドウナンドウ"
延宝7年(1679)建立です。
御本尊の童男大士は千手千眼観世音菩薩の化身とされています。
出現池
童男大士が白馬に乗って出現された池です。
石橋の先に童男大士石像が佇んでいます。
漂う神秘的な空気に吸い込まれそう…
念佛堂
(御本尊:阿弥陀如来)
江戸時代後期の建立で、総檜造。
露座仏(阿弥陀如来座像)
(紀の川市指定有形文化財)
文久2年(1862)造立の仏像。
紀州藩第8代藩主・徳川重倫の寄進です。
参道の半ばから黒き門を望む。
盥漱盤(荷葉鉢)
(紀の川市指定有形文化財)
*読みは"カンソウバン"
盥漱盤とは手水鉢の事です。
江戸時代、鋳物産業でも栄えた粉河。
この手水鉢は安永4年(1775)に造られた、粉河鋳物の代表的な作品だそうです。
中門
(国指定重要文化財)
天保3年(1832)建立の楼門。
70年近い歳月を掛けて建てられました。
安置されているのは四天王像。
丈六堂
(御本尊:阿弥陀如来)
文化3年(1806)の再建です。
門前から20分、いよいよ御本堂へ。
粉河寺庭園
(国指定名勝)
石段の両翼に広がる石庭。
江戸時代初期かそれ以前に、浅野家の家老・上田重安が作庭したものです。
普通ならば、石垣がある場所に繰り広げられる石と緑の風景はまるで、夢窓疎石の剛なる石の美と小堀遠州の刈込みの美が融合したかの様。
紀州の名石と躑躅が織り成す色彩の美。
比類なき石庭に暫し見惚れて…
石段を上がると、正面に巨大な御本堂。
御本堂
(国指定重要文化財)
<由緒>
粉河観音宗 風猛山粉河寺
創建:伝 宝亀元年(770)
御本尊:千手千眼観世音菩薩
開基:伝 大伴孔子古
寺格:総本山
札所等:西国三十三所第三番
国宝の「粉河寺縁起絵巻」によると、猟師が山中の光に導かれて結んだ庵が草創とされ、童子に化身した千手観音の説話も記されています。
平安時代には朝廷の加護を受け、鎌倉時代には500を超える子院と大勢の僧兵を擁する巨刹となりますが、戦国時代、羽柴秀吉の紀州征伐により全焼。
江戸時代に復興し、戦後に天台宗から独立して粉河観音宗の総本山となり今に至ります。
巨大な御本堂は享保5年(1720)の再建。
訪れる者を飲み込む強烈な迫力。
圧倒的過ぎる程の存在感を放っています。
御本尊の千手観音像は秘仏とされ、未だかつて公開された事はないそうです。
緑豊かな境内を望む。
千手堂
(御本尊:千手観音)
(国指定重要文化財)
宝暦10年(1760)建立。
御本尊は秘仏です。
後方の石段の上には、神仏習合時代から残る神社が鎮座しています。
粉河産𡈽神社
(主祭神:丹生都比賣命)
延暦2年(783)に創建され、明治の神仏分離まで粉河寺の鎮守社でした。
江戸時代中期建立の御本殿は紀の川市指定有形文化財です。
以上、
和歌山の寺院の凄みを体感したお参りでした。
春は桜が咲き誇るようなので、次は春に訪れてみたいものです。
ところで、
この日の昼食は粉河寺近くの寿司店。
力寿し
上にぎり
空腹でふらふらしていたので、ぺろり。
(実は、ミニうどんも付けましたw)
フルーツ寿司で有名なお店らしく、次回はそちらも頂いてみたいですね。
漫遊3日目の終了。
宿のある高野山方面へ向かいます。
(世にも珍しい?宿に宿泊しました)























