岩手県漫遊最終日。

 

遠野最終記事で、この岩手漫遊記事もこれを含み残り2話です。

 

かつて、遠野南部氏が治めた遠野。

 

そんな城下の風景を送ります。

 

南部氏が居城とした鍋倉城址に向かう坂を上がっていきます。

 

南部神社

 

その坂の途中に遠野市立博物館があります。

 

 

博物館の脇に建つ石鳥居。

 

ここから石段を数分上がると、開けた境内。

 

 

左手に見える丘陵の上が本丸跡です。

(工事中で上がれず)

 

拝殿

<主祭神>

南部実長公

 

遠野南部氏の祖・南部実長を主祭神として、以降の8代を祀っています。

 

明治15年(1882)の創建で、再来年には南部氏がこの地に移封となって400周年だそうです。

 

尚、南部氏は甲斐源氏の流れを汲む南部光行を祖とする鎌倉時代から続く武家。


奥州合戦で戦功を挙げて、現在の岩手県・青森県を支配しました。

(後に津軽氏に津軽半島を奪われる)

 

御朱印

 

いつか南部氏の出自である、現南巨摩郡南部にその軌跡を探しに訪れたいものです。

 

お参りを済ませて、Google Mapを見ながら周辺散策に出ます。

 

 

町を横断する来内川。

 

雲ひとつ無い晴天。

(己の晴れ男振りにはいつも驚きます)

 

 

澄んだ水の中で鴨たちが水浴び。

 

高善旅館跡

 

「とおの物語の館」敷地内に移築された柳田國男の定宿、高善旅館があった地です。

 

仙䑓屋

(国登録有形文化財)

 

江戸時代から続く和菓子店で、現在の主屋は明治15年(1882)の築造。

 

その大きさと美しさがひと際、目を惹きます。

 

 

通りと通りを繋ぐ小路。

 

蔵の道ひろばや蔵ギャラリーがあります。

 

続いて、


川を渡り、南西に伸びる街道をゆきます。

 

遠野まちなか・ドキ・土器館

*入館無料

 

蔵リノベの土器の資料館です。

 

遠野地域から出土した土器類が展示されていて、丁度、"とおの⭐︎いせき展"が開催中でした。


その目玉でもある土偶とも出会えました。

*開催期間:2024/11/9〜2025/3/31

 

たそがれ土偶

 

遠野市南部にある夫婦石袖高野遺跡から出土した土偶で、その愛称の通り、しゃがんで少し首を傾げた姿が黄昏ムード…かも?

 

 

遠野には国内最古級とされる金取遺跡の他、多くの遺跡があります。

 

古代ロマンと遠野物語の世界が紡がれていくと面白いですね。

 

旧村兵商家

*内部非公開

 

江戸時代、酒屋や質屋を営んだ遠野一の豪商、近江屋兵右衛門、通称"村兵"の旧宅の一部を移築したもの。

 

対泉院

(宗派:曹洞宗)

 

元は山梨にあった寺院で、南部氏に追従してこの地に遷ってきました。

 

大仁王像

 

奄美大島の医師が22年の歳月を掛けて製作したという仁王像。

 

当初、東京浅草寺に寄進される予定が、設置条件等の事情により断念する結果となり、それを知った対泉院の住職が勧請を申し出て、昭和51年(1976)にこの地に安置されました。

 

民宿 古軒

 

Google Mapで色々見ていて発見した旅館。

 

長屋門風に突き抜けた造りの町家風宿。

 

惚れ惚れする外観…


暫し見惚れてご満悦です。

 

 

中を覗いて見ると、綺麗に整っていたので、今も現役の様子。

 

次回はここに泊まってみたい。

 

時刻は12時前、遠野駅へ戻ります。

 

ご当地ポスト

 

ご覧の通り河童。

 

 

民芸品に仲間入りした座敷童の起き上がり小法師。

 

表情が何とも可愛い。

 

ご当地マンホール①

 

市の花・ヤマユリと鳥・ヤマドリのデザイン。

 

ご当地マンホール②

 

ポケモンですね。

 

民話の故郷、遠野で過ごした2日間。

 

本当の遠野の姿はもっと奥の田園地帯にあるのでしょうけれど、それはまたいつか。

 

それまでにもっと民話や民俗文化を学ばないと。

 

帰路ついでに花巻に寄ります。

 

次回、岩手県漫遊最終話です。