3月中旬、12年振りに広島を巡りました。
羽田空港から初の広島空港へ。
空港からマイクロバスで最初に訪れたのは、かつて製塩業や酒造業で栄えた海沿いの町、竹原。
<旅の行程>
1日目:竹原→御手洗
2日目:尾道
3日目:鞆の浦→福山
4日目:福山
NHKドラマでも有名になった竹鶴酒造のある町としても知られる、"安芸の小京都"です。
平安時代に京都下鴨神社の荘園だった町で、江戸時代には、瀬戸内海に面した立地を生かして製塩に成功し、北前船の積出港としても栄えました。
◆竹原地区◆
(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
旧笠井邸
*公開無料
重伝建の町並みの入口に建つ、"浜だんな(塩田経営者)"の旧宅。
明治5年(1872)の畜族です。
イベント会場としても活用されていて、訪れた時期は雛人形が飾られていました。
2階の梁が迫力満点。
通りを見渡し、重伝建風情に浸る。
通りからの風景も風流。
本町通り
重伝建ならではの、奥行き感ある通り。
竹鶴酒造
ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝の生家としても知られる酒蔵です。
創業は江戸時代中期、製塩業を営んでいましたが、享保18年(1733)に酒造業を始めました。
見惚れる黒漆喰の美しさ。
妙見邸
その向かいに建つ擬洋風建築。
旧松阪家住宅
(竹原市指定重要文化財)
*入館料¥300
製塩に欠かせない薪と石炭の問屋業で財を成した松阪家の旧宅。
文政年間(1818〜1831)の築造で、明治12年(1879)に改築されて今に至ります。
見事なむくり屋根と菱形格子に目を奪われます。
*記事は次回
NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町
近年、歴史的町並みに分散型リノベホテルを展開するNIPPONIA HOTELのフロント棟。
宿泊棟は町中に2棟あるようです。
建物は江戸時代創業の旧料亭。
旧上吉井家住宅
*内部非公開
明治4年(1871)築造。
明治7年(1874)から昭和初期まで郵便局としても使われた名家の旧宅です。
その脇を進めば、高台の寺院に続く参道。
西方寺・普明閣
(宗派:浄土宗)
(竹原市指定重要文化財)
京都清水寺を模して、宝暦8年(1758)に建てられました。
舞台からは竹原の町並みと、その向こうに広がる瀬戸内海を一望出来ます。
旧吉井家住宅
*内部非公開
元禄3年(1690)頃の築造で、現存する竹原最古の町家。
吉井家は本陣の役割も担った、"浜だんな"の名家でした。
歴史民俗資料館(旧町立竹原書院図書館)
昭和4年(1929)築造の擬洋風建築。
今では、製塩業や酒造業、竹原の文化を紹介する資料館として使われています。
竹鶴政孝・リタ銅像
竹鶴政孝はウイスキーの研究で滞在していたスコットランドでリタと出会い結婚。
当時では珍しい国際結婚は家族の反対に合い、竹鶴が分家として本家を離れる事となったそうです。
妻入の町家が生む、狭間の美。
賴惟清旧宅
(広島県指定史跡)
*公開無料
「日本外史」で知られる思想家、頼山陽の祖父・頼惟清の旧宅です。
*読みは"ライタダスガ"
座敷には生花や雛人形が飾られていました。
400m程で本町通りの北端。
胡堂
町を見守る恵比寿様を祀るお堂。
"小京都"らしい風情漂う竹原。
前編はここまで。
次回、旧松阪家住宅の記事を送ります。
(その次の後編は小路の記事です)
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