石川県漫遊初日。

 

尾張町散策に続き、浅野川を渡った先へ。

 

そこは金沢屈指の観光名所、ひがし茶屋街。

 

初日の昼・夜と翌早朝に散策をしました。

 

◆東山ひがし◆

(国選定重要伝統的建造物群保存地区)

 

茶屋街の本通りに並行して、南北に裏通りが走っています。

 

まずは、本通りから。

 

金澤東山しつらえ(旧諸江屋)

 

茶屋街に入り、まず目を引くベンガラ建築。

 

ガラスケースではなく、テーブルに芸術作品を置いて展示するギャラリーショップです。

 

 

まるで、映画のセットの様な風景。

 

この東山ひがし(ひがし茶屋街)は、文政3年(1820)に加賀藩が、金沢城から浅野川を挟んだ北側に整備したもので、昭和初期まで茶屋街として賑わいました。

 

中には今も現役の茶屋もある様子。

(基本、一限さんお断り系)

 

福光屋ひがし

 

寛永2年(1625)創業、銘酒"加賀鳶"で知られる、石川県を代表する酒蔵の直営店です。

 

蔵元は兼六園の南東にあります。

 

藤とし

 

一限お断りを今も守るお茶屋。

 

風流な玄関口が素敵。

 

 

茶屋街を振り返る。

 

歴史的建造物が連なる奥行きがある風景。

 

これぞ、重伝建の魅力ですね。

 

 

月夜のひがし茶屋街。

 

旧かみや(茶屋美人)

(金沢市指定有形文化財)

 

明治6年(1873)築造の茶屋建築。

 

現在はコスメショップとして営業中。

 

通りの先はT字路になっています。

 

 

左折して、細い通りを進みます。

 

その端に町の鎮守社が鎮座しています。

 

宇多須神社

(主祭神:高皇産靈神 武甕槌男命 大國主神 市杵嶋姫命)

 

養老2年(718)創建の古社。

 

江戸時代には藩祖・前田利家を祀り、幕府の顔色を窺い、社名を卯辰八幡宮としていました。

 

幕府の時代が終わった明治時代、尾山神社の創建と共に前田利家公が遷座され、社名も改められました。

 

 

北側の通りを巡ります。

 

 

町家に蔵に…表とはまた少し違った雰囲気。

 

 

ふと視線を脇にやれば、時空トリップな小径。

 

 

通りを折れ、茶屋街の入口に戻ります。

 

今度は南側の路地へ。

 

 

迫り来る板塀の空間に浸る。

 

その突き当たりには、風流な裏門。

 

 

喫茶兼公開施設「懐華楼」の裏門です。

 

角を曲がると、小さな擬洋風建築。

 

 

調べると、「金沢夢二館」とあるのですが、閉業?

 

 

月夜の南路地。

 

"そぞろ歩く"という表現が合いそうな空間。

 

 

路地は幾度か折れて、裏東山といった感じの通りに出ます。

 

 

人の生活の臭いがする通りです。

 

おもむろに町家から金沢マダムが出てきて、伸びと深呼吸をして"はぁ気持ちい!"と。

 

私に気付くと、素敵な笑顔で"お早いのね"と声を掛けてくれました。

 

"主計町に泊まったので、早朝の風景を感じたくて"と答えると、"ありがとうございます"と、満面の笑み。

 

この気品ある気さくさが、金沢人の魅力のような気がする私です。

 

清々しい朝のひと時をありがとう。

 

旧涌波家住宅

(金沢市指定有形文化財)

 

江戸時代末期築造の町屋建築。

 

築造当時は平屋の板葺・石置き屋根だったそうです。

 

正面に蔀の板戸、軒下に風返しを設けた、金沢町家の古い様式を今に伝える貴重な建築です。

 

金澤 浅の川周遊會館

*入館料¥400

 

芸妓と茶屋の歴史を展示する観光施設です。

 

雅な風景を今に伝える茶屋街。

 

いつか、小径も隅々まで巡ってみたいものです。

 

次回、公開施設「志摩」の記事を送ります。

 

 

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