島根県漫遊2日目。
山口県との県境から北上します。
目的地は、"石見銀山遺跡とその文化的景観"として世界遺産に登録されている温泉街。
<旅の行程>
1日目:津和野
2日目:津和野→温泉津
3日目:大森・石見銀山
4日目:大田→浜田
駅から徒歩数分、穏やかな港に出ます。
◆温泉津◆
(世界遺産・国選定重要伝統的建造物群保存地区)
温泉津湾
*読みは"ユノツ"
石見銀山に続く街道沿いの宿場町、温泉津。
開湯は1300年前と伝わり、戦国時代〜江戸時代には、銀の積出港としても栄えました。
その泉質は日本温泉協会の審査でオール5という最高評価を得た、名湯中の名湯。
また、温泉街として唯一の重伝建です。
内藤家庄屋屋敷
(大田市指定有形文化財)
*非公開
毛利元就の家臣だった内藤家。
代々、庄屋を務め、廻船問屋や酒屋も営んでいました。
海鼠壁に虫籠格子の重厚な塗籠造り。
ゆのつカド
角地に建つ、大正時代築造の旧商家。
現在はレンタルスペース・ギャラリー。
龍御前神社
(主祭神:大己貴命・少彦名命・豊玉姫命)
町の鎮守様。
天文元年(1532)創建と伝わり、背後の山の巌窟に御本殿が鎮座しています。
神楽小屋
石見地方に伝わる石見神楽。
今も130を超える神楽団体が存在し、地域ごとの神楽を継承しています。
重伝建らしい奥行き感のある街道。
この先に待つ出逢いに想いを募らせ…
旅館ますや
明治43年(1910)創業、温泉津最古の温泉宿。
旅館のがわや
大正時代創業の温泉宿です。
今回はこちらに宿泊しました。
*記事は後日
WATOWA
ランドリー兼シェアキッチン兼民宿。
温泉津には、U&Iターンの若い人達による、古民家リノベのお店が点在しています。
色-shiki-
こちらもそんなリノベなカフェ&グリル。
程なくして、温泉津のシンボルな風景に出会します。
風景の温故知新。
まるで、異空間に迷い込んだかの様。
薬師湯の本&旧館と和風旅館が向かい合って、独特の風景を生み出しています。
(ここも「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」の舞台)
薬師湯
*入浴料¥600
明治5年(1872)の地震で源泉が湧いた事から、"震湯"とも呼ばれる薬師湯。
当初は藤乃湯の屋号でしたが、その効能や薬師如来を祀っている事から、薬師湯となりました。
震湯カフェ 内蔵丞
大正時代築造の薬師湯の旧館。
現在はカフェになっています。
*記事は次回
共同湯が洋館というところに、往時の温泉津の繁栄振りや交易の広さが窺えます。
小径から。
隅々まで散策してみたい。
泉薬湯 元湯温泉
*入浴料¥450
平安時代中期の書物に"温泉のある津(港)"と書かれ、その歴史は1300年を超える温泉津。
元湯は初代から500年間、伊藤家が営み続けてきました。
旧長命館
元湯の湯治宿でしたが、老朽化で平成30年(2018)に閉館しました。
表の本館は明治2年(1869)、後ろの3階建て別館は大正11年(1922)の築造。
この辺りが温泉街と重伝建地区の端です。
懐かしい日本の空気が残る温泉津。
夜の風景も静かでしっぽり風情。
ご当地マンホール
銀の積み出しや米の交易で栄えた温泉津。
北前船の柄。
次回、震湯カフェの記事を送ります。
続く。
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