伏木からタクシーで小矢部川の対岸へ。
万葉大橋を渡り数分。
<旅の行程>
1日目:立山(芦峅寺・岩峅寺)→富山→岩瀬
2日目:高岡→城端→五箇山(相倉・菅沼)→五箇山温泉
3日目:城端→南砺高瀬→井波→高岡
4日目:高岡→伏木→吉久→山町筋・金屋町→富山
そこには3年前に選定された、高岡で3地区目の重伝建があります。
そして、これで富山の重伝建5地区を制覇。
(五箇山相倉・菅沼、高岡・山町筋・金屋町・吉久)
◆吉久◆
(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
藩政時代、収納米を納める越中最大の御蔵があった吉久。
小矢部川と庄川に挟まれた立地を活かし、船による米の交易で栄えました。
能松家住宅
(国登録有形文化財)
明治時代末期の築造と推定され、増改築が殆どされていない貴重な建築です。
能松家は米商を営んでいました。
町家が連なる街道の風景。
石灯籠の列の先にあるのは町の鎮守社。
吉久神明社
(御祭神:天照大御神・豊受大御神・菅原道真公)
神社所蔵の石造狛犬は高岡市指定有形文化財に指定されています。
かつて、米商だけでなく、周辺では稲作も行われていましたが、今は工業団地に取って代わっています。
有藤家住宅
(国登録有形文化財)
大正5年頃の建築。
有藤家は主に農業を生業としていました。
美しい格子の美。
吉久は"さまのこの町並み"とも言われます。
"さまのこ"とは、千本格子の意味。
さまのこ屋
平成17年(2005)、取り壊しの危機にあった古民家を地元のご夫婦が買取り、喫茶兼ギャラリーとしてオープンさせたものです。
当時から、町並み保存を牽引する存在です。
町並みを振り返る。
隙間無く連なる町家と千本格子"さまのこ"が美しい景観を生み出します。
軒先に鐘が吊られた、お堂の様な住宅。
番屋のお地蔵さん
藩政時代から通りを見守ってきた地蔵堂。
主屋脇の門が立派な住宅。
吉久御蔵跡(西照寺)
ここに加賀藩最大の米の収納蔵がありました。
通りから少し外れると、廃れた昭和の風景。
時刻は13時半。
ドラえもんトラムで駅方面へ戻ります。
次回、土蔵造りの重伝建の記事です。
続く。
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