芦峅寺からもうひとつの雄山神社へ。
千垣駅から在来線で10分の岩峅寺で下車。
*読みは"イワクラジ"
静かな住宅街を抜けていくこと5分、川辺の森に辿り着きます。
<旅の行程>
1日目:立山(芦峅寺・岩峅寺)→富山→岩瀬
2日目:高岡→城端→五箇山(相倉・菅沼)→五箇山温泉
3日目:城端→南砺高瀬→井波→高岡
4日目:高岡→伏木→吉久→山町筋・金屋町→富山
森に呑み込まれる様な中宮祈願殿とはまた少し違った、川の流れる音に包まれ、澄んだ空気が流れる空間へ。
◆越中一の宮 雄山神社前立社壇◆
東鳥居
白亜の鳥居が眩しい。
神仏習合時代、中宮祈願殿が中宮寺(芦峅寺)と呼ばれていたのに対し、ここ前立社壇は立山寺(芦峅寺)と呼ばれ、宿坊も24軒あったそうです。
"岩峅"に"芦峅"…ちょっと混乱。
木漏れ日の参道。
森林浴とはまさにこの事、溢れる清々しさ。
東神門
神門を抜けると、開けた空間。
拝殿
<御祭神>
伊邪那岐神
天手力雄神
由緒は中宮祈願殿と同じく、大宝元年(701)に慈興上人が立山まで白鷹に導かれて、お告げを受けて創建した事に始まります。
伊邪那岐神と言えば、熊野・三峰・筑波の主祭神で、白山系神社にも祀られる、国産み・神産みの神様。
寺院風の拝殿は昭和17年(1942)の造営。
左側には神饌所が接続しています。
石造狛犬
(立山町指定有形文化財)
加賀藩二代藩主・前田利長の正室・永姫が寄進した狛犬です。
御本殿
(国指定重要文化財)
建久年間(1190〜1198)、源頼朝の再建。
その後も室町幕府将軍・足利義稙や佐々成政が改修したと伝わります。
檜皮葺の優美な流造で、北陸地方最大の大きさを誇ります。
東西を繋ぐ石畳の参道。
身も心も浄化される清々しさ。
往時、多くの巡礼者がこの参道を通り、同じ様な清々しさを感じていたのでしょうね。
時代の移ろいを見つめてきた御神木たち。
境内の林は立山町指定の天然記念物。
すっかり神社シンガー?な相川七瀬さん奉納の松もすくすくと。
湯立の釜
(立山町指定有形文化財)
かつて、春季例祭である湯立の神事において使われた釜で、加賀藩主の寄進。
高岡の鋳物師による鋳造です。
八幡社・刀尾社・稲荷社
(御祭神:應神天皇・刀尾天神・倉稲魂命)
東神門を望む。
社務所
表神門
西側が表。
登拝者はここから境内を通り、中宮祈願殿へと向かいました。
参道を抜けると、大鳥居がそびえています。
境内は暴れ川として知られた常願寺川沿いにあり、度々、水害に見舞われました。
境内から流されたものが下流で御神体として祀られたりもしたそうです。
それぞれの雰囲気を持つ2つの雄山神社。
自然信仰の深みを感じるお参りでした。
駅へ戻り、富山駅へ向かいます。
岩峅寺駅
趣がある寺院風駅舎。
御朱印・御守り
"うまくいく守"はその色味に惚れました。
続く。
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