旅の舞台は八女へ。
うきはから久留米に戻り、そこから南下。
10分程で起点となる羽犬塚駅に到着。
駅からバスで40分程、かつて久留米藩の在郷町として栄えた町へ。
<旅の行程>
1日目:福岡→太宰府→二日市温泉
2日目:久留米→筑後吉井
3日目:筑後吉井→うきは→八女→柳川
4日目:柳川→八女→久留米
明治11年(1878)の大火後に建てられた居蔵造の町家が連なる街道をゆきます。
◆黒木◆
(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
柴尾家住宅
*読みは"クロギ"
柴尾家は製蝋業で財を成しました。
腰壁を青石張りとするのが黒木スタイル。
旧松木家住宅(黒木まちなみ交流館)
(黒木町指定有形文化財)
*見学無料
街道の先の本家の分家で、酒小売業を営みました。
町に現存する最大級の居蔵造建築です。
当時の商売道具や調度品が残されています。
2階の座敷も見学可。
再び街道をゆきます。
丸宗菓心庵
文政年間(1818〜1830)創業、葛菓子で有名な地元の老舗菓子舗。
元はよろず屋だったそうです。
マルモ醤油店
明治18年(1885)創業の醤油蔵。
扉の奥から醤油の良い香りが漂ってきます。
老舗が並ぶのも歴史ある町ならでは。
タイルを纏った居蔵造民家。
旭松酒造
大正5年(1916)創業の老舗蔵。
ここが松木家の本家。
松延家住宅
薬種商を営んでいた松延家。
主屋は明治35年(1902)の築造。
小径を下ると、川に出ます。
対岸は棚田・水田地帯。
そして、重伝建地区の東端へ。
そこには黒木町が誇る名所があります。
黒木の藤
(国指定天然記念物)
道路をトンネル状に覆う藤。
ちょっと信じられない迫力。
応永2年(1395)、良成親王の植樹と伝わり、戦火や大火を乗り越えてきた古木です。
その棚田の広さは3000㎡にもなります。
(55m四方という広さ)
素盞嗚神社を完全に覆っています。
素盞嗚神社
(御祭神:素戔嗚尊)
毎年、4月中旬からGWにかけて"八女黒木大藤まつり"で賑わうそうです。
(ここ数年はコロナで実施されず…)
街道を戻ります。
後藤酒造場
延宝5年(1677)創業で、全国新酒鑑評会において幾度も金賞を受賞している名老舗酒蔵。
ここから裏手に回ります。
旭松酒造 東倉・中倉・西倉
鯉が泳ぐ水路が続く風流な町並み。
手前の東倉は大正時代の築造で、中倉は明治31年(1898)、西倉は明治初期のもの。
倉も青石張り仕様。
風景に見惚れていたら、鴨さん登場。
倉に鯉に鴨。
和めるひと時。
街道の南側の道へ入ります。
居蔵造や看板建築スーパーのある町並み。
ところで、
黒木町は女優・黒木瞳さんの出身地。
同郷の作家・五木寛之さんが地名に因んで芸名を付けたそうです。
重伝建地区の西端に到着。
津江神社
(御祭神:伊邪那岐尊・伊邪那美尊)
嘉応元年(1169)、猫尾城の城主・源助能による創建。
境内にそびえる樟は福岡県指定天然記念物で、樹齢800年超、その樹高は40mにも及びます。
バスの時間の都合で滞在1時間でしたが、次回は藤が華やぐ季節にゆっくり散策したい。
バスで駅に戻り、柳川へ向かいます。
続く。
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