2泊3日福岡県漫遊。

 

2日目、久留米から南下します。

 

向かったのは大分県との県境、筑後地方のうきは市にある筑後吉井。

 

<旅の行程>

1日目:福岡→太宰府→二日市温泉

2日目:久留米→筑後吉井

3日目:筑後吉井→うきは→八女→柳川

4日目:柳川→八女→久留米

 

かつて、城下町・久留米と天領・日田を結ぶ豊後街道沿いの宿場町として栄えた町です。

 

白壁土蔵の町並みとしても知られ、平成8年(1996)に重伝建に指定されました。

(重伝建126地区中71地区目の訪問)

 

◆筑後吉井◆

(国選定重要伝統的建造物群保存地区)

 

江戸時代、酒造業や木蝋業で栄え、その豊富な資金により金融業でも財を成し、"吉井銀"と称されるほどに繁栄を極めました。

 

 

リノベされた商家建築がレストランや花屋、雑貨屋として活用されています。

 

平入りと妻入りの両方の建築が連なるのも、筑後吉井の特徴。

 

 

筑後吉井の巨大な妻入りの土蔵建築は"居蔵屋"と呼ばれ、今も70軒程が残されています。

*読みは"イグラヤ"

 

ひと際目立つ黒漆喰の居蔵屋。

 

 

 

そのまんまな"薬"の鏝絵。

 

鬼瓦まで鏝絵。

 

きもの すずや

 

壁面を飾る見事な松竹梅の鏝絵。

 

 

街道を振り返る。

 

 

白漆喰に海鼠壁に格子窓…

 

重厚な中の繊細な様式美が堪らない。

 

町並み交流館 商家(旧松源商店)

*見学無料

 

元禄3年(1690)創業の乾物魚類問屋で、建物は昭和2年(1927)の築造。

 

喫茶も併設されています。

 

ここから白壁通りと呼ばれる街道へ。

 

梅廼家醸造場(吉井醤油)

 

創業明治26年(1893)の醤油蔵。

 

筑後吉井は九州における雛祭り発祥の地のひとつと言われ、毎年2月〜4月には、町を挙げた雛祭りイベント"おひなさまめぐり"で賑わいます。

 

 

店内を飾るお雛様。

 

醤油を買いたかったけれど、お留守の様子…

(地方のお店あるあるw)

 

 

城下町の様なクランク。

 

林家(林肥料店)

 

明治〜平成のお雛様が展示されています。

 

 

農業も盛んな筑後地方。

 

上野米屋

 

町には米屋もたくさん。

 

 

個人宅にも鶴亀の鏝絵。

 

街道は川沿いの風景へ。

 

素盞嗚神社

(御祭神:素戔嗚尊)

 

宝暦年間(1751〜1764)の創建。

 

町の鬼門を護っています。

 

 

毎年7月には吉井祇園が開催され、高さ10mの山笠が町を曳かれます。

 

宿場町として大いに栄え、明治の大火を契機に土蔵造りの町となった筑後吉井。

 

時代は流れ、昭和に衰退しますが、市民の力により町並み保存が行われ今に至ります。

 

ご当地マンホール

 

町のシンボル居蔵屋の柄。

 

次回、居蔵屋の見学記事を送ります。

 

続く。

 

 

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