かつて、筑前と筑後に分かれていた福岡県。

 

漫遊2日目最初の目的地は筑後国の一の宮。

 

<旅の行程>

1日目:福岡→太宰府→二日市温泉

2日目:久留米→筑後吉井

3日目:筑後吉井→うきは→八女→柳川

4日目:柳川→八女→久留米

 

二日市からJRで40分程、最寄駅の久留米大学駅に着きます。

 

駅から距離があるのと、山の中腹に鎮座している為、行きはタクシー利用。

 

◆筑後国一の宮 高良大社◆

石造大鳥居(一の鳥居)

(国指定重要文化財)

 

明暦元年(1655)、久留米藩主・有馬氏による寄進です。

 

鳥居の先に見える高良山が鎮座地。

 

駅からタクシーで10分程、山の中腹の社頭に到着します。

 

三の鳥居

 

鳥居の先には急勾配の石段。

 

本坂と呼ばれ、131段あります。

 

因みに、隣りの高良会館との間にスロープカーもあります。

 

 

131段踏破。

 

この地点で標高220m程。

 

手水舎

 

八葉石碑残欠

 

高良山には神域の境界を表すものとして、1500mに渡り1300個もの八葉石(神籠石)と呼ばれる列石があり、この石碑には江戸時代後期の八葉石(神籠石)発掘の経緯が刻まれています。

 

 

参道の先には九州らしい朱の門と透塀。

 

中門・透塀

 

安永6年(1777)、久留米藩主の寄進。

 

門から参道を振り返る。

 

 

その先には、九州最大級を誇る巨大な社殿が構えています。

 

拝殿

(国指定重要文化財)

<御祭神>

高良玉垂命

八幡大神

住吉大神

 

仁徳天皇55年(367)か78(390)に祀られ、履中天皇元年(400)に社殿が建立されたと伝わります。

 

御祭神の高良玉垂命は謎の神様。

 


造化三神・高皇産霊神(高牟礼神)が鎮座していましたが、高良神が一夜宿を借りたいと申し出てきたので貸したところ、結界(神籠石)を築き居座ってしまい、山を奪われたと、古縁起にあるそうです。

 

その為、山の呼び名も高牟礼山から高良山に変わり、高皇産霊神も麓に遷座したそうです。

 

 

古代の侵略の歴史が見え隠れする縁起…

 

歴史の真実はいかに。

 

 

現在の拝殿は寛文元年(1661)の建立。

 

御本殿

(国指定重要文化財)

 

御本殿は万治3年(1660)の建立。

 

社殿脇には境内社。

 

真根子神社

(御祭神:壱岐真根子命)

 

八幡大神の忠臣である武内宿禰命の身代わりになったと伝わる神様が祀られています。

 

その奥のお社は、高良玉垂命の御子神を祀る高良御子神社。

 

神輿庫

 

江戸時代初期に造られた三基の神輿が安置されています。

 

高良山展望所

 

標高222mからの眺望。

 

 

筑後平野を一望出来ます。

 

大樟

(福岡県指定天然記念物)

 

樹高23m、推定樹齢400年の樟。

 

社務所

 

御朱印

 

古くから筑紫の国魂として崇敬されてきた高良大社。

 

標高312mの山頂には奥宮もあり、境内から20〜30分らしいので、いずれお参りしてみたい。

 

次回、麓まで続く参道の風景を送ります。

 

続く。

 

 

***一の宮まとめ***

①北海道・東北編→Click

②関東編→Click

③北陸道編→Click

④東海道編→Click

⑤近畿編(1)→Click

⑥近畿編(2)→Click

⑦中国・四国編→Click

⑧九州・沖縄編→Click