東北縦断漫遊、最終地。
(記事もこの次で完結)
大鰐温泉から弘前に戻り、バスで30分。
弘前の北東の町、黒石に着きます。
<旅の行程>
1日目:山寺→山形→新庄
2日目:金山→増田→横手
3日目:横手→六郷→角館→弘前
4日目:弘前→大鰐温泉
5日目:黒石
弘前藩の支藩として栄えた城下町、黒石。
"中町こみせ通り"と呼ばれる街道沿いに往時を偲ぶ町並みが残り、その300m程の街道が重伝建地区に選定されています。
*これが126地区中65地区目
◆中町◆
(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
黒石市消防団第三分団第三消防部屯所
(青森県指定重宝)
町の入口にそびえる消防団屯所。
大正13年(1924)築造のもので、望楼がレトロムードたっぷり。
松の湯交流館
*見学無料
旧銭湯の交流施設です。
巨大な松は樹齢350年、町のシンボル。
西谷家(こみせ美術館)
*見学無料(コロナ対策で休館中の様子)
大正2年(1913)に弘前から移築された建物で、呉服店を営んでいました。
現在は民芸品等の展示館として、一部が一般公開されています。
重伝建らしい奥行きのある風景。
中町は藩祖・津軽為信の孫・津軽信英が明暦2年(1656)に弘前藩の支藩として築いた5千石の城下町で、軒先の木製の庇、"こみせ"が最大の特徴。
中村亀吉酒造
*見学可能
"玉垂"の銘柄で知られる、大正2年(1913)創業の酒蔵で、NHK大河ドラマ「いのち」の舞台にもなりました。
巨大な杉玉は日本一級の大きさ。
どこまでも続く"こみせ"の風景。
冬は雪除け、夏は陽射し除け。
往時のままこの規模で残されているのは、他に類例が無いそうです。
高橋家住宅
(国指定重要文化財)
黒石藩御用達商家だった高橋家。
宝暦13年(1763)頃の築造で、かつては醸造業、現在は喫茶店を営んでいます。
その桁行は21mに及ぶ横長建築。
盛家住宅
"こみせ"と迫り出した屋根が印象的。
津軽こみせ駅・秋田雨雀記念館
お土産処で、2Fには黒石の名誉市民第1号の作家、秋田雨雀の展示コーナーがあります。
通りを振り返る。
"中町こみせ通り"は"日本の道百選"にも選ばれています。
鳴海家住宅
(黒石市指定有形文化財)
*見学可能
文化3年(1806)創業の造り酒屋。
代表銘柄は"菊乃井"です。
門を曲がると…どこまでも続く建造物。
蔵に連結しています。
巨大戦艦の様な蔵。
ここが重伝建地区の端。
通りに戻り、地区外も少し散策。
すずのや
近年のB級グルメブームで全国区になったのが、黒石のご当地グルメ、黒石やきそば。
残念ながら、ほぼ全ての飲食店がコロナで休業中。
上原呉服店
擬洋風な呉服店。
最後に、通りの反対側の端。
コロナ禍で、町自体がまるで休眠中の様で、営業してる酒蔵にも遠慮してお邪魔しませんでした。
次回は、雪の積もる季節に訪れて、"こみせ"の有り難みを実感してみたい。
ご当地マンホール
津軽の伝統こけし、"温湯こけし"と市の木・りんごの柄です。
次回、この漫遊の最終記事です。
続く。
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