角館と並ぶ重伝建の町、増田。

 

2軒目に伺ったのは増田を代表する名家。

 

◆佐藤又六家◆

(国指定重要文化財)

*見学料¥300

 

圧倒的な迫力。

 

切妻造の主体部を鞘として、その中に土蔵が埋め込まれています。

 

2階に見えているのが土蔵造り部分。

 

豪雪地帯ならではの造りですね。

 

 

扉も木造金庫の様な重厚さ。

 

佐藤家は代々"又六"を襲名してきた商家で、現在のご当主で12代目。

 

宝暦2年(1752)には、既にこの地に居住していたそうです。

 

仏間

 

明治時代には、荒物商や味噌醤油販売を営み、増田一の販売高を誇っていたそうです。

 

また、9代目ご当主は、増田銀行の初代取締役も務めました。

 

オエ

 

現在の建物は明治4年(1871)頃の築造です。

 

居間

 

この居間までが土蔵造り部分。

 

頑丈な土蔵を鞘で覆っています。

 

続いて、

 

2階部分に案内されます。

 

 

仏間と神棚が目から下の高さになり、ちょっと畏れ多い2階通路。

 

神棚も凝った装飾で、境内社級。

 

座敷

 

山並みの様に重ねられた梁。

 

 

張り巡らされ、所々、幾重にも重なった梁が豪雪から家を守ってきました。

 

また、耐火性の強い土蔵を組み込み、大火時の延焼を防ぐ役割を佐藤家が担っていたのだとか。

 

 

床の間脇の襖を開けると、そこは土蔵の壁。

 

襖をまるで絵画の様に使う辺りが憎い。

 

座敷から縁側に出ます。

 

 

奥を見ると、縁側にも床の間。

 

2階からの眺め。

 

 

再び1階へ。

 

通り土間を抜けて、土蔵から附属屋へ。

 

 

それにしても、美しく重厚な柱と梁。

 

 

今も普通に使われている感じの居間。

 

文庫蔵

 

明治初期の築造で、現ご当主が子供の頃に使っていた木馬や遊戯が飾られています。

 

手前に板張り、奥に座敷という造り。

 

150年の歳月を経た今も、当時のまま堅牢な姿を誇る巨大建築。

 

造る匠と住む匠…それぞれの想いがあったからこそ、成し得た偉業なのでしょう。

 

もう100年、更に100年と続きますように。

 

 

ご当地マンホール①

 

増田出身の漫画家、矢口高雄の代表作「釣りキチ三平」の柄です。

 

最近の人はこの漫画知らないかも?

 

ご当地マンホール②

 

横手市の鳥・ハクチョウと名産のサクランボの柄。

 

重伝建増田散策、あと2軒巡ります。

 

続く。

 

 

 

***重伝建まとめ***

①北海道・東北・関東編→Click

②甲信越・東海編→Click

③北陸編→Click

④近畿編→Click

⑤中四国編→Click

⑥九州・沖縄編→Click