萩市には4つの重伝建地区があります。

 

佐々並市・平安古地区・浜崎、そして最大級の規模を誇る堀内地区です。

(これで重伝建123地区のやっと61地区目)

 

そこには、萩と聞いて連想される、美しき石垣と土塀の風景が広がっています。

 

◆堀内地区◆

(国選定重要伝統的建造物群保存地区)

北の総門

 

北の総門は藩政時代、三の丸の出入口に設けられた日本最大級の高麗門。

 

平成16年(2004)に萩開府400年記念で復元されました。

 

門をくぐり、萩城下の中心へ。

 

旧益田家物見矢倉

 

益田家は萩藩の家老だった家柄。

 

武器庫だった矢倉は物見櫓としての役割も担っていたそうです。

 

 

旧繁沢家長屋門

 

繁沢家は毛利家の分家で、藩の要職を勤めました。

 

旧周布家長屋門

(萩市指定有形文化財)

 

周布家は益田家の庶流。

*読みは"スウケ"

 

切石積み・下見板張り・白漆喰という江戸中期の武家の長屋門の様式を色濃く残しています。

 

周囲は石垣と土塀のダンジョンの如し。

 

 

江戸時代に迷い込んだ感覚。

 

 

そして、コロナ禍で町並み独占。

 

そのひと気の無さが余計に時代迷宮の錯覚を助長します。

 

 

問田益田氏旧宅土塀

(萩市指定有形文化財)

 

その長さ231mにも及ぶ土塀。

 

重伝建地区を南下します。

 

萩学校教員室

 

途中の萩高校の敷地内にある洋館。

 

明治20年(1887)築の萩最古の洋館です。

 

鍵曲

 

城下町ならではのクランク。

 

その先には海鼠壁の重厚な長屋門。

 

口羽家住宅

(国指定重要文化財)

*入館料¥100(9施設共通券¥310)

 

萩随一の上級武士の家柄だった口羽家。

 

萩に現存する長屋門では最大級のもの。

 

 

控え気味で質実剛健な雰囲気。

 

 

江戸中期の建築ですが、武者隠しの名残りを見せる相の間が面白い。

 

 

旧二宮家長屋門

 

二宮家は築城時に普請奉行を務めました。

 

旧厚狭毛利家萩屋敷長屋

(国指定重要文化財)

*入館料¥100(9施設共通券¥310)

 

厚狭毛利氏の祖は毛利元就の五男・元秋。

 

この長屋は安政3年(1856)の築造です。

 

 

全長51m、現存する萩最大の武家屋敷です。

 

 

見事なまでに往時の姿と雰囲気を残す萩。

 

まるで時空の迷路に漂った気分。

 

重伝建地区を抜け、萩城跡へ向かいます。

 

続く。

 

 

 

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