橿原神宮を後にして、
江戸時代、近畿地方有数の繁栄を誇った商家町、今井町へ。
今も500軒に及ぶ町家が連なる重伝建の町。
通りを順番に巡ります。
まずは、北側の北尊坊通りから。
◆今井町◆
(重要伝統的建造物群保存地区)
一歩足を踏み入れると、そこは江戸の世。
山尾家住宅
(奈良県指定文化財)
*見学可(要事前連絡・有料)
江戸後期築造の重厚な町家建築。
両替商もしていた商家で、明治天皇行幸の際は木戸孝允の宿泊所にもなりました。
吉村家住宅(旧上田家住宅)
(奈良県指定文化財)
*非公開
肥料・精米業を営んでいた商家で、主屋は文政2年(1805)の再建。
格子窓の粋な装飾。
通りの突き当たりには寺院が佇んでいます。
順明寺表門
(橿原市指定文化財)
今井町は大阪の富田林同様、天文年間(1532〜1555)に一向宗の寺院を中心として形成された寺内町で、町は濠で囲まれ、各所に門が設けられました。
八幡神社
町の北西を護る八幡様。
天正3年(1575)織田信長に服従した後、一大商業都市へと変貌し、"今井札"という独自の銀札を流通させ、"大和の金は今井に七分"と言われる程に繁栄します。
続いて、大工町筋へ。
町中にはカフェが点在しています。
上田家住宅
(国指定重要文化財)
*見学可(要事前連絡・有料)
江戸時代、"壺屋"の屋号で酒造業を営んでいた商家。
鬼瓦は屋号に因んで壺の装飾です。
その隣りの中町筋。
今も往時のまま、町家が生活空間。
音村家住宅
(国指定重要文化財)
*見学可(要事前連絡・有料)
元金物商で、主屋は江戸時代前期の築造。
旧米谷家住宅
(国指定重要文化財)
*見学可(要事前連絡・有料)
格子が美しい江戸中期築造の町家。
金物・肥料商をしていました。
町家と町家の間の小路。
足元にさりげなく、カフェの案内。
町の西側、中尊坊通りに入ります。
高木家住宅
(国指定重要文化財)
*無料公開中
江戸後期築造です。
酒造・醤油業を営んでいた商家で、天皇陛下も行幸の際にご休憩された名家。
時間の都合で見学が出来なかったので、ここは次回の宿題。
河合家住宅
(国指定重要文化財)
*見学可(要事前連絡・有料)
江戸時代初期から酒造業を営んだ商家で、江戸後期築造の町家は豪商らしい迫力。
見渡す限り、文化財な町家だらけの今井町。
町の本丸、御堂筋へ向かいます。
続く。
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