重要伝統的建造物群保存地区。
(通称、重伝建)
文化財保護法に基づき、市町村が指定した伝統的建造物群保存地区の内、特に価値が高いものとして、国が選定した地区を言います。
現時点で117地区が選定されています。
(11月に広島の鞆町と大分の杵築が加わりました)
ここ石川県には京都を上回る8地区があり、その半分が金沢にあります。
お世話になった木津屋旅館がある主計町もそのひとつ。
金沢城の北側、浅野川沿いに続く町並み。
◆主計町◆
(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
昭和初期まで花街として賑わいました。
(三大茶屋街:ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町)
町名は加賀藩士、富田 主計の屋敷があった事に由来します。
*読みは"トダ カズエ"
昭和40年代、町の統廃合により"主計町"の名は一旦消滅しますが、その後、住民活動により、平成11年(1999)に全国初の旧町名復活を遂げました。
旧つちや
(金沢市指定有形文化財)
"木虫籠"と呼ばれる細格子が美しい。
*読みは"キムスコ"
表から一本入って、裏通り散策。
まゆ月
ベンガラ色が美しい現役のお茶屋。
数は減ったものの、今でも芸妓を抱える茶屋が4軒あるようです。
風情ある小径。
昼間もほの暗い裏通りは、お忍びの雰囲気感たっぷり。
小径を彷徨うのも楽しい。
あかり坂
作家、五木寛之が命名した坂で、町の産土神の久保市乙剣宮に繋がっています。
通りを少し進むと、その先にも坂があります。
くらがり坂
かつて旦那衆が主計町に通う際に、こっそり通った坂だそうです。
日中も薄暗く、夜はほぼ無く真っ暗…
男の邪念が渦巻いた坂という訳ですね。
通りは100m程の規模。
表通りに戻ります。
木津屋旅館が見えますね。
中の橋
金沢ゆかりの文人、泉鏡花の作品の舞台にもなった橋です。
反対側の浅野川大橋から。
左に主計町、向こうに中の橋。
夜の風景。
ガス灯の明かりが良い雰囲気。
夜の裏通り。
あかり坂。
耳を澄ませば、どこからともなく聞こえてくる宴の響き…
形を変えながら、花街の面影を今に伝える主計町。
風情ある町並み、いつまでも…
続く![]()
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