弘前八幡宮は弘前城の鬼門、北東に鎮座しています。

 

寺町と八幡様で守るという、城下町定番の配置ですね。

 

社頭です。

 

弘前八幡宮

 

鳥居をくぐると、"交通安全祈願塔"と書かれた額を掲げた木製灯籠があります。

 

 

二の鳥居の先に小さく見える一の鳥居。

 

 

こちらがその一の鳥居と社号標。

 

 

ちょっと縦横のバランスが…参道は駐車場と繋がっていて、広々。


 

参道に並ぶ境内社。

 

 

稲荷神社

 

拝殿

 

窓を装備している辺りが雪国っぽいですね。

 

弘前八幡宮は弘前総鎮守として崇敬を集めるお社です。

 

御祭神は、応神天皇・神功皇后・比売大神の三柱。

 

 

元は、大浦城の鎮守として大浦の地に鎮座していましたが、長勝寺と同じく、弘前城築城に合わせ、1612年に二代目藩主 津軽信枚により現在地に移されました。

 

最勝院も近くに別当寺として移され、当時、参道周辺には多くの塔頭が連なっていたそうですが、明治時代の神仏分離により、最勝院は現在の弘前城の南に移され、弘前八幡宮だけがこの地に残りました。

 

神輿蔵・神馬舎

 

お参りを済ませてから、社務所に申し出て、神域の奥へ。

 

 

門の傍らには奉納された唐獅子型の石。

 

 

鳥海山から運ばれてきたそうです。

 

唐門・御本殿

 

1612年建立で、国指定重要文化財です。
(制度が変わるまでは、国宝に指定されていました)

 

また、この唐門の扉の前には、市指定有形文化財の石造狛犬があります。福井県特有の笏谷石で造られていて、当時の日本海航路の交易が窺える貴重な文化財。

 

残念ながら、瑞垣の隙間からチラ見しか出来ませんでした。

 

こちらの狛犬も歴史がありそうですね。

 

 

ぐるりと一周。

 

 

唐門、幣殿、拝殿。

 

緑に覆われていて、古え感に溢れています。

 

 

深呼吸をして、身も心も清々しくも深遠な空気で満たされて…

 

社務所

 

とても気さくな奥さまが対応して下さいました。

 

御朱印

 

"戌"と"亥"の判。

 

津軽地方には、生まれ年の干支を守り神とする"一代様信仰"というものがあって、御祭神の応神天皇が12月(戌の月)14日(亥の日)に生まれたことから、戌・亥年生まれの守護神とされています。

 

なので、"戌"と"亥"の判という訳です。

 

そう言えば、

 

最勝院の文殊菩薩は卯年生まれの一代様のようで、境内には兎の銅像が幾つかありました。

 

弘前八幡宮の次はその少し南へ。

 

熊野奥照神社

 

主祭神は伊弉諾命・伊弉冉尊。

 

 

創建は何と、紀元前と伝わります。

 

奈良時代の蕨手刀が社宝とされています

 

市内現存の最古の建造物と言われる御本殿。

 

 

所々、修復工事中でした。

 

そして、御本殿前には、弘前八幡宮と同じ笏谷石の狛犬が安置されています。

 

 

瑞垣の隙間から覗かせて頂きました。

 

最勝院に始まり、長勝寺に弘前八幡宮、そして、ここ熊野奥照神社と、弘前の歴史の深さと偉大さを体感した初日でした。

 

時刻は16時半。

 

急いで、弘前城の方へ戻ります。

 

続く