子どもの本やの井上さんが、バレエダンサーの新訳がでて、
すごくよかったと言っていた記事を読んで、
久しぶりに読んでみようかと図書館で借りてきた。
私は同じ本を何度も読むのは苦手なんだけど、
この本は何度も読んでいる。
すごく好きな本である。
毎回誰かに感情移入するのだが、
今回は最初はお母さんかな?と思いながら読んでいたけど、
初めて、この主人公のドゥーンのように、才能を見出されて、
活躍したかったんだなと気づいた。
親は認めてくれなくても、誰かが私の才能を見出して、
引き立ててくれるはず(欲しい)って思ってた。
だからこんなにも何度も何度も読んでいたのかもしれない。
主人公の母親は、自分の夢を娘に託し、娘をお姫様のように扱った。
これも私にもある。
子どもたちには好きなことをなんでもやらせてあげたい。
そのためには自分がすり減っても、尽くしてやる。
本でクリスタル(娘)は甘やかされて嫌な奴になってしまったが、
でも最後はちゃんとしたオチがあったはず(まだ途中までしか読んでいない)。
ルーマゴッデンは大好きな作家さんで、ディダコイも再読したくなる本。
本は同じ本を読んでも、その時の心持ちで感情移入するところや、気になるところが違ってくるところが面白い。
私が何度も読んでいる本は、宮本輝の流転の海シリーズ、アニカ・トールの海の島シリーズ。
久しぶりにまた読んでみようかな。
それで才能を見出してほしかったという願いだけど、
別に誰かに才能あるよって言われなくても、
自分がやりたいことをやってもいいのかもしれない。
得意なことがある人は、得意に引っ張られるかもしれないけど、
そこを一旦捨てないと、得られないものがあるのかもしれない。
月をずっとやっていても満たされないのかも。
太陽に向かって何ができるのかも考えたらヒントになりそう。
