まいど~カエルぶどう

生きもの自然科学大好き 

絵本講師のくがやよいです。

 

 

 

(理科室で飼ってるドジョウ。どじょうぎは、びわこベースで販売中。)

 

 

昨日、6年生の理科の実験中に、

 

はっ!Σ('◉⌓◉’)

 

としたこと、

めちゃくちゃ感動したことがあったので書いておこうと思います。

 

 

 

 今、6年生理科では「水溶液に溶けているもの」を取り出す実験中。

 

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①薄めた塩酸に鉄とアルミを入れ、溶かす。

②その水溶液を蒸発皿に入れて熱する。

③すると、溶けていた鉄とアルミが、蒸発皿に残る。(鉄は黄色、または茶色っぽい、アルミは白っぽい粉状のものがうっすらと残る)

④磁石をくっつけたり、薄めた塩酸を入れたりして、鉄とアルミが変化しているかどうかを調べる。

 

 

 実験では、蒸発させた後にでてくる鉄とアルミが大量に必要になるので、

化学反応で出てくるガス(クサイ!)に辟易しながら、理科準備室の窓全開で大量の鉄とアルミの粉末を作っていた。

 

 

\水素ガス発生中!クサい無気力!要換気!煽り

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去年↓は上手くできたのに、今回、鉄は全員(自分も含め)赤みがかった色になった…

(溶かした鉄がサビてたのかな…??)

image左=(鉄)      右=(アルミ)

 

            

 実験が終わって、蒸発皿に残った、熱し過ぎた鉄を洗おうと水を注いだ瞬間のこと。

 

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ぱっ、と真っ赤な色が、シンクいっぱいに広がった。

 

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あっ……、ベンガラ色!

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沖縄の赤。

首里城の赤。

そして、大好きな赤羽末吉さんの『ももたろう』の鬼ヶ島の門の色!

 

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 『ももたろう』福音館書店

 

ベンガラは、主な生産国だったインドのベンガル地方が名前の由来。

土の中の「酸化第二鉄」が主成分の色、って何かで読んだことがある。鉄さびの色だ。

 

 

そういえば、これも、酸化鉄。

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うわーーーー、これやったんやぁ!

 

 

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感  動キラキラ

 

 

 

いま、書店の店頭に並んでいるこの絵本

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月刊たくさんのふしぎ 2023年10月号

『いろいろ色のはじまり』

田中陵二/文・写真

 


作者の田中さんは、北海道石をチームで発見し、命名した科学者。

自然の中から見つけられた天然色のことが分かって、すっごく面白いです!

もちろん、ベンガラも載ってます。

 

 

巻末の付録「幻の色たち」とその色に添えられたコメントも晴らしいキラキラ

絵を描く人に、おすすめマストバイ!

 

 

図工室にも置いて、付録は、掲示しておきたいなぁ。

 

 

 

 

 

【追 記】

宮沢賢治さんの童話の中で、大好きな『虔十公園林』(mikiHOUSE)の編集者・松田素子さんが話してくださった「顔料」のお話が印象に残っている。

 

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この絵本の絵を描かれた伊藤秀男さんは、二か所だけ、顔料を使われている。

虔十(けんじゅう)が着ている青い着物に、藍の顔料を、

かんらん岩で作られた虔十の記念碑に、かんらん岩を砕いて作った緑色の顔料が使われている。

 

 

主人公の虔十は、自然そのものを受け入れ、自然と共に生きる人。

そして、顔料は、自然から生まれたもの。

 

 

賢治さんと虔十が愛した、自然そのものの色なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※はたこうしろうさんのこの挿絵も好きです。

 

 

 

 

(蒸発皿、耐用年数が過ぎてたのか、ごしごし洗ってたらパキッと割れて、久しぶりに指を切った。

血の色ベンガラ色って似てる。ビーカーやガラス製品などを洗うときはゴム手袋をしましょう。)