『はじめてのびわこの魚』
黒川琉伊/絵・文 能美舎
作者は、滋賀県に住む中学3年生の黒川琉伊(るい)くん。
2歳半から4000日以上琵琶湖に通い続けた
琉伊くんの「好きなもの」は、琵琶湖の魚。
琵琶湖・淀川水系の50種類(!)もの魚たちを
200色の色鉛筆で鮮やかに描いた絵本です。
神戸市垂水区の流泉書房さんで原画展をしていたので
閉店15分前に駆け込むと・・・
目に飛び込んできたのは、
なんて鮮やかで、
美しい魚の姿・・・
吸い寄せられるように原画を見ていました。
自然の生きものが持つ、美しいフォルム!!
琉伊くんの目には、こんなに鮮やかに映ってるんや!
それぞれの魚が放つ一瞬の輝きをとらえて表現している。(魚って体色を変えるから)
力強い線。一番魅力的に見える姿を描いたのかな…
琉伊くん、ほんまに、琵琶湖の魚が好きなんやなぁ~
絵の周りには、「自分で触れて捕まえて飼育して食べ」てきた
魚たちの特徴や生態、触った時の感触、おすすめの食べ方まで詳しく書かれていました。
そして、
ところどころに消しゴムで消して、文字を書き直した跡がありました。
琉伊くんに魚のことを教えてくれた人、
アドバイスしてくれた人がいたんかなー。
それは、
帯の言葉を書いてくれた研究者さんや、
漁師さん、編集者さんだったかもしれない・・・
琉伊くんと一緒に、「琵琶湖の魚の絵本を世に出そう!」って
楽しみながら、真摯に取り組んでいた人がいたんだろうな、って、琉伊くんの周りの人たちの優しさと誠実さにもうれしくなります。
(つかんだときの生きものたちのやわらかさ、力強さまで絵から伝わってくる…!)
そして、一番の理解者で、ずうっと応援し続けている人は、
琉伊くんのお母さんなんと違うかな。。。
流泉書房のOさんから、琉伊くんとお母さんの
とっても楽しくておおらかな子育てエピソードを聞いたり、
この新聞記事を読んだりしてると、私にはそんな風に思えました。
(9/21の毎日小学生新聞にも載ってたよ!いい記事でした^^)
琉伊くんが魚愛に目覚めたきっかけは、
お母さんが借りてきたお魚のビデオだったそうです。
お魚のビデオや、本物のお魚たちを
目を輝かせながら見ていた琉伊くんを
お母さんはきっとうれしい気持ちで見ていたんと違うかな。
なんて、勝手に想像しています。
そして、この絵本と出会った直後に見た映画『さかなのこ』。
この映画も、すごく、すごく、よかった・・・・
「ギョギョギョ!」で有名な、さかなクンの生い立ちを描いた映画で
さかなクン役は、女優の のんさん。
大人になってからも、好きなことを好きでい続けるミー坊のまっすぐさと強さ。
それは、“あるもの”にも 支えられている。
幼馴染と、元・不良くんたちとミー坊の友情、
そして、ミー坊のことが大好きで、ミー坊を見守り、応援し続けるお母さんや
ペットショップの店主さんの、何ともあたたかなまなざし・・・
「この子は、このままでいいんです。人と違っていていいんです」
映画『さかなのこ』の主人公、ミー坊のお母さんの台詞です。
★重版出来おめでとう!\(^o^)/
★子どもたちに名作絵本や児童文学を届けようと思っているみなさんへ。★
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★本日19:30~NHKEテレの「沼ハマ」に
琉伊くんが出演されるそうです。













