まいど~![]()
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生きもの自然科学だいすき!
絵本講師のくがやよいです
カモの龍馬がいる保育所で読んだ絵本
二冊目は、
『てんぐのこま』
岸なみ 再話
山中春雄 絵
福音館書店
ちょうど年末から2月頃に機会があれば
迷わずに読む昔話絵本。
この絵本は、本当に (子どもたちをひき込む)
力のある絵本だと思う。
とんと むかし。
あるお寺に一ちょうさんという小僧さんがいた
一ちょうさんはいたずらもので
お経を読むのもいい加減
お寺のしごとはそっちのけ
ひまさえあればコマ回しに夢中だった
ところがこのコマ回しだけは大した腕前で
誰にも負けたことがなかった
ある晩のこと。
厠から戻る途中、大きなはばたきの音がしたかと思うと
一ちょうさんは天狗にさらわれてしまった
地面に投げ出された一ちょうさん、
暗闇の中、大勢の天狗に囲まれているようで
あちこちから怒鳴り声が聞こえてくる
「こら、こぞう。てんぐに なれ」
「てんぐに なれ」
「てんぐに なれ、
さあ
さあ
さあ」
震えあがった一ちょうさんは
いやじゃ、てんぐはきらいじゃ、と抵抗する
そして、天狗にコマ回しで勝負しよう、
負けたら天狗になってもええ、
と申し出る
さて、コマ回し勝負の行方は・・・
天狗たちが次々と投げてきた
コマの正体は・・・
保育所の子どもたち、
一ちょうさんが天狗に連れ去られ
夜の空を飛ぶ場面から
前のめりになって、口は半開き、
息をのみながら聴いてた・・・
自分も子どもの頃、同じように
この絵本を母に読んでもらって
ドキドキしながら聴いた覚えがある
一ちょうさんと天狗たちの
息をのむようなコマ回しの場面に
引き込まれる・・・
昔話の面白さは、
主人公が迎える 幸せな結末に向かって
まっしぐらにお話が進んでいくところ!
そして、絵もいい!
『ぺにろいやるのおにたいじ』の絵を描かれた
山中春雄さんの絵。
この絵本もとても思い出深くて
子どもの頃、
鬼がどうしても憎めなかった…
それは山中さんの絵だったからかも。。。
さて、てんぐのこま。
(なかがわは旧姓です)
・・・ぼろっぼろですなぁ!
これは自分が子どもの頃に母が
買ってくれた絵本。(実家から持ってきた)
くせのある字は 母の字で、
この絵本を購入して名前を書いてくれた当時
まだ母は30歳ぐらいだったと思う
1958年初版発行(これは第2刷)
あまりにボロボロなので 去年
風文庫さんで復刻版を見つけて購入したっけ
滋賀県の守山図書館で
小風さちさんの講演を聞いたとき、
(※『わにわにのおふろ』や『とべ!ちいさいプロペラき』などの作者さん)
その後の質疑応答で小風さんに
子どもの頃、好きだった絵本は何ですか?
と質問したら、
ゆきちゃんのせかいりょこう、と この
てんぐのこままわしだと答えてくださったのを聞いて
「ああー!」と思ったんでした
絵本・児童文学作家の小風さちさんは、
「子ども騙しではない本物の、
力のある絵本を子どもたちに届けたい!」
との思いを込めて
この「こどものともシリーズ」を世に送り出してくださった
福音館書店の編集者 松居直先生のお嬢さん。
ひょっとすると、小風さんも子どもの頃、
お父さんの胡坐の上で
この絵本を読んでもらったのかもしれないな。
(…めっちゃ高値がついてる~!(◎_◎;)
(小風さんの絵本もすごくおすすめです。大好き!)
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