まいど~![]()
生きもの大好き
絵本講師のくがやよいです。
先日、心の平穏を保つ
自分なりの3つの方法を書きました。
その中の
活字(新聞)を読む楽しみのひとつに
既成概念をひっくり返すような
衝撃的な記事との出会いがあります。
自分が好きな情報ばかり見てしまう
ネット記事に比べると
総覧性の高い新聞は
そういった記事との出会いの場でもあります。
先日、新聞を読んでいて
そんな出会いがありました。
(2020.4.3.毎日新聞朝刊より)
『心の眼』
点字毎日記者・佐木理人さんのコラムです。
びょーんと拡大していただくと
読めると思いますが
一部を抜粋します。(青文字部分)
新型コロナウィルスの感染が
人々の不安をかき立てている。
よく耳にするのが
「ウィルスは見えないから怖い」との声だ。
・・・(中略)
私が見えないことへの恐怖を痛感したのは、
急に視力が落ちた中学生の頃だ。
教科書の文字が見えず、
勉強についていけなくなるのではと焦った。
外を歩くと、段差につまづき
障害物にぶつかり、
怪我をするのでは、と出掛けなくなった。
妄想はどんどん膨らんだ。
やがて、えたいのしれない不安は
少しずつ薄れていった。
・・・(中略)
(記者は点字の読み書きや
白杖を使った一人歩きを身につけて、)
「見えないことは決して怖くない」
と実感できるようになった。
今なら、確信を持って言える。
「恐怖は、見えないからではなく、
えたいのしれなさからくる」と。
コロナへの恐れを払拭し、
人々が冷静さを取り戻すのに必要なのは、
確かで分かりやすい情報と適切な対処だろう。
日々刻々と明らかになっていくウイルスの正体が
人々に正確に伝わるうちに、この病気は
「えたいのしれないもの」ではなくなっていく。
それは新聞の役目でもある。
誰もが不安を和らげ希望につながるような
報道とは何か。
私は心の眼を凝らしながら、
危機を乗り越える妙薬を探し求めている。
言葉のひとつひとつが
ずんずん響きました。
薄っぺらで、
無責任なことばかり言っている
どっかの政治家の発言とは真逆の、
誠実な記事だなぁ。。。と思いました。
一文字 一文字、点字を打ちながら
記事を書いている
ジャーナリストの存在を知りました。
一人一人が誠実に行動する。
(世に知られているかいないかは関係なく)
そんな人たちの存在が
社会の閉塞感を打ち破り、
暗闇に
光を投げかけるのだと思いました。
点字毎日の創刊は1922年
もう100年になります。
こんなに長い間点字新聞を発行しているのは
世界でもほかに例がないそうです。
こういう記事との出会いがあるから
新聞読むのをやめられません!
10日の夕刊の記事↓
(聾の友人も困ってると言っていました)

