「奇跡のような展示会です。ぜひ、行ってください」
イギリスで6年間、ウォルター・クレインの研究をされた
絵本学の先生がおっしゃっていたので、
最終日に
滋賀まで行ってきました。
(展示期間中の先生の講演は、
立ち見が出るほど満員だったそう・・・聞きたかったなー)
・・・・ほんとうに、奇跡のような展示会でした。
力のあるものは、すごい。。。
圧倒的な作品ばかりでした。
当時、イギリスでは
印刷の技術がまだ確立されていませんでした。
繊細で、ち密で、躍動的な線を
木版画で 描き出したのです。
木版画・・・・
木を 彫るんですよ!
そして線を浮き上がらせるんです!!
なんという職人技・・・
もとになる画もすごいけど
版画家の技も 素晴らしい。
そして、クレインは、
日本の浮世絵にも
とても影響を受けていたのだそうです。
クレインの描いた『ながぐつをはいたねこ』
のねこは、黒猫でした。
長靴は、雨靴のながぐつ、ではなくて
貴族として王様に謁見できるための
正装だったんです。
(ながぐつ、じゃなくて、ちょうか、という感じ)
そして、登場人物の粉屋の息子(カレバ侯爵)の
ハンサムなこと!
おはなしに登場するクレインが描いた王子様や主人公は
みんな薄い口ひげを生やしていました。
ピーターラビット展でも感じたことですが、
イギリスの当時の人々の暮らしや
服装、調度品や持ち物など
風習や風俗がよくわかって
とても面白かったです。
閉館時間まで じっくり見て
素晴らしい作品ばかりで
頭がオーバーヒートしそうで
くらくらしてきた
、
と思ったら
無性にお腹がすいていたのでした。
天気予報をチェックしていなくて傘を持っていず
そぼ降る雨の中、
フードをかぶって十分ほど歩いて
たどりついたバス停で
バスを十分ほど待って
瀬田駅に着いた途端、空腹が限界で
「餃子の王将」に飛び込みました。
滋賀県への凧旅の印象は
ウォルター・クレイン展、
寒い雨と 空腹 ![]()
そして
すきっ腹に沁み渡るおいしさだった
王将の天津飯
![]()
でした。
(注記: ウォルター・クレインと 王将の天津飯が
同一線上にあるわけじゃありません!
それぞれが それぞれの分野で 素晴らしいものだと思います!
)
(『ながぐつをはいたねこ』の絵本を選ぶとき
ねこがはいている 長靴を見てください。
それが雨靴のような ながぐつだったら・・・・
その絵本はあまりおすすめできないものかもしれません。)
