31冊目


「図南の翼」小野不由美(新潮文庫) 


『共国は先王が斃れて27年、王不在のまま治安は乱れ、妖魔まで徘徊していた。
首都連檣に住む少女珠晶は豪商の父のもと、何不自由ない暮らしを与えられ、闊達な娘に育つ。だが、混迷深まる国を憂える珠晶はついに決断する。
「大人が行かないのなら、あたしが蓬山を目指す」12歳の少女は、神獣麒麟により王として選ばれるのか』




「風の万里 黎明の空」でチラリと出てきて強烈な印象を残した供王の、王になるまでの物語。

珠晶、十二国記の中でもかなりぶっ飛んでるキャラだけど、芯が通ってて天晴れすぎる! 

12歳にして色々見えててすごいとも思うけど、12歳だからこそ、なのかもしれない。
純粋に気持ちで動けるっていうのが。

何にせよ昇山する人たちの苦労がよくわかる話。

そして犬狼真君の正体!!
泣きそうになったわー。
幸せそうでよかった。