24冊目


「東の海神 西の滄海」小野不由美(新潮文庫)


廃墟と化した雁国の復興に励む延王・尚隆と延麒。幼い頃に出会った更夜の来訪になつかしさで一杯の延麒は、実は仕組まれた罠であることを疑いもしなかった。争いごとや殺傷を忌み嫌う麒麟を人質にとられ、雁国は怒濤の騒乱にまきこまれてゆくが―。華麗なる筆致で運命の力を謳いあげる大スペクタクル』
 


延王尚隆と延麒六太の国づくりのお話。

今までの本では既に稀代の王として誉れ高い尚隆が、安定した治世を行なっている延。
そんな延でも、登極して20年の時にはまだまだ政治的に落ち着かない日々だったのがわかる。

ローマは1日にしてならず。

なにせ更夜が切ないです。

延については、今後発展することがわかってるから安心できるんだけど。
更夜に幸あれと願わずにはいられない。

尚隆相手に好き勝手言う側近たちのキャラもそれぞれ好き。