みんなでつくる学校会議に参加して
2025年8月25日にオンラインで開催された「みんなでつくる学校会議 vol.2」に参加しました。
(主催:一般社団法人Everybeing)
テーマは子どもの権利・ウェルビーイング・多様な学び。
一つひとつの講演にうなずきながら、
「これからの公教育のあり方」について、深く考える時間となりました。
公教育を市民の手に取り戻すという視点
特に印象に残ったのは、汐見稔幸先生のお話。
「公共」や「教育」「コミュニケーション」など、私たちが何気なく使っている言葉が
いかに翻訳の過程で権威や支配の意味合いを帯びてしまったか、というご指摘は、目からウロコでした。
「公共(パブリック)」とは、本来市民が自らつくり、育てていく場。
決して一部の“お上”や行政のためものではない。
伊那小学校の実践にみる“持続する力”
長野県の伊那小学校の元校長・武田育夫先生(現長野県教育委員会教育長)のお話。
通知表もチャイムもない学校で、子どもたちが自ら学びをつくり出していく姿、
それを支える先生方の「信じて待つ」姿勢に深く感動しました。
特に心を動かされたのは、こうした取り組みが“校長が変わっても継続している”という事実です。
個人の熱意に依存するのではなく、
理念・文化・仕組み・対話・地域の総合力として根づいているからこそ、続くのだということ。
これは、私たちが地域で学校教育について語る意味そのものだと感じました。
「傍観者効果」との重なり
同日午前に参加していた心理学の講座(山口創先生)で学んだ「傍観者効果」という心理現象も、
この伊那小の話とつながりました。
人は「誰かがやってくれるだろう」と思うと、動けなくなるという心理が働くそうです。
教育の世界にも、そうした空気があるのではないか。
伊那小は、そうした傍観の連鎖を乗り越え、
子どもたちの学びの喜び、輝きが、先生や地域を動かす力になっている。
そこには、私たちが見習うべき「教育の文化」の可能性が詰まっていると思いました。
「立川の学校教育を考える会」の役割を再確認
この日、私は改めて、2年前、市長選に合わせて市民の立場から教育を語り合った「立川の学校教育を考える会」の活動が
いかに大切なものだったかを実感しました。
あの時、学校現場の声を聴き、市民として考え、意見をまとめて市議や市長候補へ送ったことは、
まさに「公共(パブリック)」を育てる営みだったのだと確認しました。
汐見先生のお話が、私たちの歩みを後押ししてくれたように感じました。
これからに向けて
立川の学校教育も、まだまだ変わっていける。
行政任せではなく、「教師、保護者、地域市民、そして子どもたちとともに育てる学校」へ。
小さくても一歩一歩、声をあげ、対話を重ねていくことが重要だと感じました。
個人ブログにも感想を載せました
【立川市子ども政策課のイベント】
「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」が9月7日(日)10時より立川市役所にて行われます。
小学4年生から18歳までの子どもたちがやりたいイベントやほしいものなどを市議会議場で提案するイベントです。
採用された提案に対してはウドラ夢たち基金が実現をサポート。
昨年度提案をした3チームの報告と、今年度新たに提案をする3チームの発表を、市議会議場で見学してみませんか。
「こどもとおとなのはなしあい in 市議会議場」 見学にきませんか?|立川市








