(3)1週間を乗り切る備蓄品
災害時の備蓄品で絶対必要なものは①水 ②食糧 ③トイレ④衛生用品です。
その他にあると安心な物、便利な物、①~④も含めた⑤備蓄品リストをご紹介します。
備えは、最低でも3日間、できれば1週間が望ましいです。
災害が発生した場合、3日間は生存者の救助が最優先されます。
そのため、支援物資の配給や救助が本格的に始まるのが4日目以降と言われています。
3日間は、自分自身で何とかなるよう、食料を確保しておくことが大切です。
今後起きると言われている、南海トラフは、大きな災害になると想定されますので、
できれば「1週間分の備蓄」が必要です。
①水
飲料水は、一人1日3ℓが必要と言われています。3ℓ×家族の人数×7日分が必要です。
例えば、4人家族だとすると、3ℓ×4人分×7日分=84ℓ
2ℓペットボトルで考えると42本です。
かなりの量になると思いますし、災害時、落下物などでペットボトルが破損することもあります。家の一カ所に置くのではなく、分散して置いておくといいでしょう。
②食糧
ローリングストック法
一人、1日3食、1週間で21食分が必要になります。21食!と考えると、身構えてしまいますが、難しく考えなくても大丈夫です。
いつも食べているものを少しずつ多めに買いだめておき、使ったら補充をするローリングストック法をお勧めします。
冷蔵庫の中の物で3日分くらい、インスタント食品や乾物、缶詰、常温で保管できる野菜などで2日分くらいのストックを普段からしておきます。
あと2日分を、多目に買い置くとか非常食や、保存食で補ったりすると良いと思います。
おやつも非常食
お菓子も非常食になります。長期保存できる非常食用のお菓子も市販されています。災害時のおやつもぜひ考えてみて下さいね。
離乳食はどうする?
乳幼児のいるご家庭ではお子さんの月齢+1ヶ月後の離乳食を5食分位、先に買っておくと良いと思います。常に、1ヶ月先の離乳食を5食分ストックしておくということです。
(例)
10ヶ月のお子さんの場合
・9ヶ月の時に買い置きした、10ヶ月用の離乳食を食べる
・11ヶ月で食べられる離乳食を購入する
栄養バランスも考えてみよう!
災害時は、栄養バランスが悪くなり、体調も崩れがちになります。
炭水化物やたんぱく質は、カップ麺やパン、アルファ米、缶詰などで補うことができますが、ビタミン、ミネラル、食物繊維が不足気味になります。常温保存できる野菜や果物、野菜ジュース、缶詰やレトルトの野菜スープなども備えておくといいと思います。ドライフルーツや、切干大根、ひじきなどの乾物もお勧めです。
“NHK そなえる防災 災害時の食の備え”
http://www.nhk.or.jp/sonae/report/20120907.html (参照2018-2-22)
アルファ化米の備蓄
非常食、保存食として、アルファ化米の備蓄もお勧めです。
水または、お湯を注ぐだけで、ご飯が食べられます。登山や、アウトドアにも活躍できると思います。
ホームセンターの防災コーナーや、インターネットなどで購入できます。
お湯を多めに注ぐと、お粥にもなりますので、小さなお子さんも食べられると思います。
アルファ化米は、炊飯したお米を急速に乾燥させて作られているので、安心・安全な食品です。
白飯だけでなく、色々な種類があります。
アレルギー物質、不使用製品もあります。
小さな子供は、味が気に入らないと食べないことがあります。お子さんが食べられる物を備蓄した方が良いので、非常時でなくても、ぜひ一度、お子さんも含め、ご家族で味見しておくと良いと思います。
アルファ化米について、詳しく知りたい方は、こちらのページもお勧めです。
“アルファ食品株式会社 アルファ化米とは”
http://www.alpha-come.co.jp/about/alpha_rice.html (参照 2018-2-22)
③トイレ
オムツをを備えよう
乳幼児のいるご家庭は、紙オムツも1つ常に買い置きしておくといいでしょう。
簡易トイレを備えよう
断水時のために、簡易トイレを備えましょう。
凝固剤のみの物や簡易便器もついている物など色々あるので探してみてください。
断水時、トイレが使用できなくなった場合、袋と凝固剤があれば、排泄物を可燃ごみとして処分することができます。
災害時、この可燃ごみを長く保管しなければならない可能性もあるので、消臭力の高い物や、抗菌効果のある物を選ぶとよりいいと思います。
トイレの回数は、人にもよりますが、1日に約5回と考えると、
5回×家族の人数×7日分が必要数です。
例えば、4人家族だと140回分必要です。
生理用品も多目に備えよう
女性は生理用品も多目に買い置きしましょう。ナプキンは血液を吸い取るようにできているので、怪我をしたとき、止血にも使えます。
④衛生用品
衛生用品として、おしりふきや清浄綿が使えます。
清浄綿は滅菌処理がされてアルミの袋に個包装されているので封の中に生きている菌はいないようになっていますので消費期限が書いていなくても10年位は保管が出来ます。メーカーによって期限を書いてあるものもありますので確認してみてくださいね。
災害時は病気にもかかりやすくなります。体の入り口である口と、出口である下半身、そしてそれらを衛生的にする手、この3か所を衛生面で気を使っていれば病気に対するリスクも減らせます。
⑤備蓄品リスト
備蓄品は家庭によって、それぞれだと思いますので、ご家族に合わせて用意しましょう。


