SoLライター陣がおすすめするカルチャーアイテム。
今月のテーマは「夫からの印象的なプレゼント」!!


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彼は、付き合い始めてからもクールな人だった。
デートの回数は少なく、必要なとき以外は電話もかけてこない。
付き合っている、という実感とは程遠く
私でいいのだろうか
ほんとうに好きでいてくれてるんだろうかと
不安が募る日々。


3年目のホワイトデー。
会おう、と連絡されて喜ぶも、行き先は仲間との飲み会だった。
さすがに若干不機嫌になる私を尻目に会は終わり。


帰り道
家の近くまで送り届けてくれた彼がポケットから出した小箱。
中には
ブルートパーズとシルバーの
リング。
照れくさそうに
無造作に。
実はすごく照れ屋さんでわりと硬派で
女のためにプレゼントを買いに行くなんて!というタイプの彼が
どんな顔をして買ってくれたのかな?
そう思うだけで
ほんとうにうれしくて。


結婚するまでそのあと4年もかかった私たちだけど
今年で結婚11年目となった。


その後もらったプラチナよりも
結婚指輪よりも
結婚5周年のダイヤよりも


何よりも


実は


このときもらったリングの小さな輝きが
私にとっていちばん大切な思い出であり
そして
夫がくれた印象的なプレゼントなのである。


written by 生(iku)

人に親切にするって結構勇気のいることかもしれません。知っている人になら簡単ですが、見ず知らずの人に親切にするときにはドキドキするものですよね。私がとても印象に残っている「親切」エピソードがあります。


ひとつめは電車の中でのこと。
女性がおばあさんに席を譲っていました。よくある光景ですが、そのときの女性の言葉が素敵でした。
遠慮するおばあさんに「私、運動不足なんです。立つきっかけを下さってありがとうございます!」と言って笑いました。「すぐ降りますから」などはよく使いますが、こんな風にちょっとユーモアを交えてほがらかに笑いながら譲れるなんて!と感激しました。


ふたつめは札幌駅で突然の雨に見舞われた午後のこと。
折りたたみ傘を出している私の横で、傘が無くて困っている女性が外を見ていました。ふいにサラリーマン風の男性が「これ、良かったら使ってもらえませんか?これから飛行機に乗るのでもう必要ないんです」と声をかけました。女性は少し遠慮して見せましたが、男性の「持って歩くのが大変なので使ってもらえたら助かる」という言葉に傘を受け取っていました。


どちらにも共通するのは、親切な行動だけではなく相手に「申し訳ない」という気持ちを抱かせない会話です。まさに上級の親切!!黙って席を譲るより、不要になった傘をどこかに放置するより、こうして見ず知らずの人と数十秒間、気持ちの交流が生まれる「上級の親切」ができるようになりたいと思います。


written by のりのり


■中学校教員 船渡川生子(ふなとがわ・いくこ)さん


BlogMagazine-SoL -『ソル』-ママ&ワイフを楽しむおんなたち-船渡川生子さん

30代の今だから「もっと勉強しておけばよかった……」と思うものの、「こんな勉強、将来何の役に立つわけ?」と思っていた学生時代の自分。「学校の勉強は、将来本当に好きなことをやりたくなった時のための足固めであり、人間としての基礎体力作りなんですよ」と答える船渡川さんは、中学校の社会科教員。「中学生は、大人と子供の狭間で揺れ、もがきながら大人になろうとしているのが魅力的」と話します。


もともとは考古学好きで博物館学芸員志望。資格を取得するも、学芸員採用枠は狭き門。一生安定した資格が欲しいと中学校教員に狙いを定めますが、夢を捨て切れずしぶしぶ出向いた教育実習。ところが「自分がこう教えたいと考えた授業に、生徒が食いついてきた、その反応の良さが面白かった」と一転して教師を目指します。しかし、札幌市の教員採用も競争率が高く、最初の年は不採用。臨時教員の口を探して2年間勤めた後にやっと採用となりました。


教員はもともと子育てと両立する女性が多く、職場の理解もあり、現在は負担の大きいクラス担任と部活顧問は免除してもらっているそう。ですが、教員の仕事は授業だけではありません。授業と授業の間や昼休みは校内巡回、放課後は学年活動に生徒指導、職員会議。授業準備や教材研究は持ち帰りがほとんど。夏、冬の長期休みも資料整理に補習、研修……と大忙しです。さらに中堅世代の船渡川さんは、後輩から頼りにされることも多いとか。


がむしゃらに突き進んでいた20代。担任だけでなくバレー部や生徒会の顧問を務め、毎日帰宅は夜10時過ぎ。6年目に妊娠するまでは仕事の鬼だったそう。だからこそ「自分が休んでも職場は回ると実感した時はショックで……。でも逆に肩の力が抜けました」。

育児休暇を終えて、復帰直後に長男妊娠がわかった際には、「周囲になんと言われようと、子供は宝だから」と、同僚男性が出産を後押ししてくれたこともありました。子供2人を持つ今、「お迎えは自分しかできないので、集中力や段取り力はアップしました。人に物を頼むことも(笑)」と船渡川さん。大学時代からそばで見てきた夫はもちろん、働き続ける船渡川さんを支え、近くに住む義父母も、仕事が長引いてしまった時の保育園お迎えなど、全面的にバックアップしてくれています。


昨年、コーチングやカラーセラピー、タロットも学んだ船渡川さん。それらはいずれも今の仕事に生かすためであり、「生徒の悩みを引き出したり、能力に光を当てたりするための、あくまでツール」と言い切ります。「自分が好きなのは結局『人』なんです。教員は、コーチでもセラピストでもイベント屋でもあり、私のやりたいことが全部含まれていて、『人』につながっていく。やめたくなる時もあるけれど、それを上回る魅力がこの仕事にはある。これが天職だと、今、そう思います」。


■プロフィール
1973年札幌生まれの東北育ち。北海道教育大札幌校卒。博物館学芸員を目指していたが挫折し3回目の挑戦で札幌市の中学校教員に採用される。その年に、20歳から付き合っていた他大学の部活の先輩と結婚、現在結婚10周年。2005年、2008年生まれの2児の母。自分の時間をなかなかとれない働く母のために癒しの場を設け、輪を広げたいと昨年12月にイベントを主催。今後も働く母仲間との楽しい空間づくりに力を入れたいと考えている。


■船渡川さんのある日のスケジュール
07:00 起床
夫の弁当・朝食作り、子供たちの準備
08:00 保育園へ。化粧は車の中で1分で終了
08:30 始業
授業は1日平均4時間程度、空き時間に猛スピードで自分の仕事をする。
学校図書館司書教諭でもあるので昼休みはない。
17:45 逃げるように職場をあとにする
18:15 帰宅。子供たちに軽食を取らせつつ夕食準備
19:00 夫帰宅。子供の風呂などを頼む。終わり次第家族で夕食
20:00 絵本を読んだり一緒に遊んだり話をしたり。この間に洗濯をすることも。
20:40 寝かしつけ開始。7割の確率で一緒に沈没。ちなみに2人とも授乳中
22:00 起きられれば(あるいは夫が起こしてくれれば)パソコンや持ち帰りの仕事、勉強
24:00 就寝


■中学校教員になるには……
基本的にはまず、中学校教員の教職課程がある大学で必要な単位を取得、卒業することが前提。必ずしも教育学部でなくてもよい。また、それ以外の大学を卒業していても、玉川大などの通信教育で免許状取得に必要な単位を履修できる。その上で、都道府県、あるいは市町村の教育委員会が行う採用試験に合格することが必要となる。これとは別に、臨時教員(非常勤)の採用も随時行われている。私立は、学校独自に募集、採用試験を行っている。


written and photo by ズバーン


SoLライター陣がおすすめするカルチャーアイテム。
今月のテーマは「誰でも簡単!おもてなしレシピ」」!!


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BlogMagazine-SoL -『ソル』-ママ&ワイフを楽しむおんなたち-おもてなしレシピ_手羽先の甘辛揚げ

料理教室をやっていると生徒さんから「おもてなし料理」のリクエストを受けることが多い。でも私のスタンスは「おもてなし料理」=「手の込んだ料理」ではない(もちろん誤解のないように付け加えるなら、手間と時間をかけた料理は最高のもてなしであることに間違いはない)。


ただ「こんな料理でいいのかしら?」とわざわざ自身でハードルを上げ、プレッシャーをかける必要はないということ。
誰しも経験があると思うけど、友人宅で出された料理は何故か「自分の家と全く同じ」であることはなく、特に女性は他人の作った料理を美味しくいただける!
基本的にどんな料理であれ、「お客様に喜んでもらえる気持ち」を持って作ればそれが相手に伝わり、結果として「おもてなし」になると私は思っている。


この『手羽先の甘辛揚げ』は超簡単でありながら、ボリューム感、味、共に申し分なく、ごはんのお伴にもお酒のつまみとしても完璧!
何より老若男女を問わない日本人好みのハズレの無い味が作り手としては有難い!


【レシピ】 ~手羽先10本分~
①手羽先に、下味として塩、ブラックペッパーをキツメにつける。
②下味をつけた手羽先をビニール袋に入れ、大1強程度の片栗粉をまぶす。
③②の手羽先を低温でじっくり揚げる。
(できれば二度上げするとカリッと感が増す)
④鍋に酒(大2)、みりん(大3)を煮立たせ、砂糖(大2)、しょうゆ(大3)、炒り白ゴマ(大1)を加え、揚げた手羽先をからめる。


実はこのように簡単な料理で一番気を使いたいのが調味料。特に酒やみりんは「料理風」ではない本物を使ってほしい!(フツーにスーパーで手に入るレベルでOK)
これが単純でありながら誰もが美味しくできる大きなポイントとなる。


色々試しながら、「自分好み」の調味料を見つけ、更には来客との会話に取り入れれば、もうこれだけで立派なおもてなしとなるのではないでしょうか!!



written by shira

最近物忘れが激しい。

少し前にやろうと思っていたことを、移動した瞬間に忘れたりする。このコラムでさえ、今月は◯◯について書こう!と思っていたはずなのにすっかり失念して、締切前に「さてなにを書こうか」などと考えている始末である。

職場ではなぜか“しっかりさん”のイメージがあるらしく、「えーとなんだっけ」と言うだけで「疲れてるの?」と心配されたりするのだが、無論その手の心配は無用だ。なぜならこれは疲れから来るのではないからなのだ。じゃあ一体何から来ているのかというと……エイジング、つまり加齢によるものと思われる。

この間職場でこんなことがあった。Kさんという年下のお嬢さんが、「YUKAKOさんに言われたのでこのようにしました」と言ってきたのだがその指示に全く覚えがない。自分じゃないと否定すると「いや、確かにYUKAKOさんでした」と彼女が強く言い放つ。何度か押し問答したものの、相手も引かないし、こっちも大人げないってんで一度のみ込んだのだがやはり、その前後の事象について聞かされても覚えがないしそもそもその彼女と話すのでさえ久しぶりだったと気付いて訝しく思う。大変激務だったとはいえそりゃないだろ……的な気持ちになった。

ところが数日したある日、自宅で不思議なことがあった。朝、目が覚めるとトイレや部屋の一部がなんか変。最初はどこが変なのか気付かなかったのだが、よく見ると本棚が整理されていたりあるものの配置が変わっていたり、トイレタリーが取り替えられていたりしていたのだ。それらのどれもに記憶がない。しかし、「やらねば」と頭の片隅で思っていたことばかりなのだ。夢遊病のように、寝ている間に動いてしまったのだろうか。

なんだかそれが一度や二度じゃないので、徐々に自分に自信がなくなってきた。もしかして私はフランクフルトに飛ばされたハイジのように重度の夢遊病者なんじゃないかとか、脳のどっかがいかれてていよいよ危ないんじゃないかとか。

そんなことをなんとなくクヨクヨ考えていると、職場の大おば様達がこう言った。
「あのね、そんなことぐらいで物忘れが激しいなんて言っちゃだめ!歳をとれば誰でもそうなるのよ。私なんて孫がいたかどうかも忘れちゃった」と。

いやいや忘れ過ぎだから! などと突っ込みながら、優しい人柄に癒されてなんとなく「まあいいか」という気分になった。加齢だから仕方ないってことにしておけばそんなに心配することもないだろうし、とりあえずは覚えていることの方が多いのだから良しとしたっていいだろう。次に誰かに突っ込まれるまではとりあえず、「最近歳で物忘れが激しいの」ネタで自虐的に問題を回避していこうと考えている。


Written by YUKAKO