「ワン・バトル・アフター・アナザー」
“One Battle After Another “
ポール・トーマス・アンダーソン監督
トマス・ピンチョンが書いた小説「ヴァインランド」を原案として撮られた作品。
過激派革命家「フレンチ75」の一員である黒人女性ペルファディア・ビバリーヒルズ(テヤナ・ティラー)と白人男性ゲットー・パット、またの名をボブ・ファーガソン(レオナルド・ディカプリオ)が出会い、妊娠し、娘ヴィラ(チェイス・インフィニティ)を授かり、15年経って思春期に訪れる事件。
移民問題
白人至上主義
戦争、戦争、また戦争…
アメリカの辿ってきた歴史を皮肉たっぷりに描いた政治色の強い作品と言えると思います。
一方で、中年になった頼りないダメオヤジが娘との絆を取り戻す父娘の話でもあって、ぶっ飛んでるストーリーの中でもシンプルな見せどころもあったりしますよ
空手道場のセンセイ(ベニチオ・デル・トロ)や軍人ロックジョー(ショーン・ペン)の異才を放った演技から目が離せませんっっ!
暗号を忘れてしまって苛立つボブのやりとりにはニヤニヤしちゃいますね
テンポの良さ、カメラアングル、俳優たちのバツグンな演技の上手さ、ストーリー展開、どれをとっても素晴らしい!!
ただ好きな映画かと聞かれると、内容のディープさがうーん…ってなってしまいますけど、映画史においては評価に値する作品だと思います。
