仕事柄、インテリアにこだわったいろいろな方のご自宅に伺うことが多いのですが、最近感じる一つの傾向があります。





それは、トイレにスリッパがないこと。





私が伺ったお宅のほとんどにトイレのスリッパがありませんでした。





松涛の駐在経験豊富な料理研究家さんにしても、矢雲に住んでいる会社経営者のお宅にしても・・・かなりの確率でトイレスリッパが見当たりませんでした。





取材でそうしたお宅にうかがうと、「あれ?ここもトイレスリッパないのね」とあまりにも多いので、最近ではこれが普通になっているのかも・・・と思い始めてもいます(笑)





私が考えるに一つの原因としては、床暖房。





床暖房のお宅は、トイレや廊下、リビングなどの床の仕切りがありません。全面フローリング。





だから、玄関を入っても、スリッパ自体がないのです。





以前のように、トイレの床だけが花柄やチェック柄などといった違った素材になっていることはなく、清潔に保ってさえいれば、特にスリッパの必要性はないようなのです。





もう一つの考えられる原因は、欧米流に靴で上がる家も増えてきていること。





日本を離れ、仕事やプライベートで海外生活を経験している方も多く、そうした人たちのお宅は、西洋ナイズしているところも増えています。





そうなってくると、玄関の一段上がった敷居すらなくて、玄関を開けると、小さな足拭きマットが置いてあり、そこで軽く泥を落としてから中に入るようになっています。





欧米では寝室でのみで使われているこのスリッパ。





もともとは、鎖国が終わり、西洋人が日本の旅館に泊まるときに、靴のまま上がってしまいトラブルが耐えなかったために、履いている靴のさらにその上から履く上靴として考案されたのだそう。





それが日本独自の文化の中にさまざまな形となって、急速に普及していったようです。





余談なんですが、この日本初の上靴スリッパが可愛いの参考までに☆☆



そういう我が家も、このトイレスリッパ、とりあえず、置いてはあるのですが、使うのはいつもお客様だけ。





トイレの隅のすみの方に追いやられています。





見るたび、いつなくす決断をしようか・・・と迷っちゃいます。





皆さんのお宅はどうですか?