エモーションセラピー 3 相手を理解する Eキャッチ 第1章
からの続きです。
相手が何かを相談してきた時、
私たちは何かのアドバイスで問題を解決しようとする
傾向がとても高い。
それである為に、相手の事を理解する事を忘れてしまうのです。
『本当に相手を理解しようと思って聴く。』
これはあなたの<ハート>の問題です。
あなたが本当に相手の事を理解したいと思って効くかどうか?
それは次の段階
<感情移入での相手の話を聴く>
という事です。
一見よく理解していると感じてしまうのが、
わかった気になって相手の事を
『お気持ちはよくわかります。』
という事で相手の話の途中で自分の意見を言い始めてしまう。
相手はまだ話は終わっていないのです。
コーチングなどの技術を取得すればする程、
『相手の事が自分はわかっているんだ。』
『だってこういう時はこうするって習ったし、』
と、こうなると学んだ事が裏目に出てしまうことにもなります。
人間、希望を持てる時もありますが、
希望を失って、絶望してしまう時もあります。
無理に気持ちを上向きにする事が私はいいとは思いません。
絶望してしまった時は、それはそれで私は味わうのも
大切なのだと、これまでの人生で思いました。
最近読んだ本ではそれを
『人生の目覚まし時計』
と表現してありました。
なるほど面白い表現をするなあ。
そう思いました。
ある人は職を失った時、
ある人は大切な人を失った時、
ある人は離婚を突きつけられた時、
ある人は家族を失った時、
そういった大きなショックが自分に起こった時、
本当に反省し、学ぶのだと思います。
自分の生き方は何が間違っていたんだ?と
自分を変えていかないといけないんだと、
『人のせいじゃいけないんだ』と
その時は本当に苦しいのですが、
そんな時に救わるのが、
誰かにわかってもらった時です。
私には友達は一人もいないんだと、
そう思った時に
『私はあなたの友達なんだ』と
そう言ってくれた人は何よりあなたの支えになってくれたのでは
ないでしょうか?
そして、友達になる事は
『誰でも出来る事だと思います。』
絶望の状態にいる時、
その事を同情してくれたり、アドバイスをしてくれたりするよりも、
ただそっと、
自分の感情を
『そっか、そんな気持ちでいるんだね。』
ただそっと、聴いてくれる人がいる。
それだけで、自分で這い上がって行こう。
そんな気持ちに、いつかはなれるものです。
そのいつかは、その人ご自身が決めることです。
