今回の参詣は、豊島区西池袋の羽黒神社へ。

ここは「池袋駅」から西池袋通りを西に1.1kmほどのところで、周囲には立教大学があり中学校や小学校が多く、今でもマンションより個人宅が多いエリアといった感じ。

 

 

 

 

手水舎

自然石をくりぬいたような形で新しそうですが、奉納年などは確認できませんでした。

 

 

 

当社は山岳信仰の羽黒神社ではありますが、御祭神は倉稲魂命です。宝暦四年(1676)の創建で、来年2026年は350周年になります。富士講のカリスマ「食行身禄(じきぎょうみろく)」が登場する1700年代に、江戸において山岳信仰ブームが起こりますが、当社はそれよりも古くから当地に根付いていたことになります。

 

 

 

狛犬

左が吽形で右が阿形。

奉納年は確認できませんでした。

 

 

 

羽黒神社は西池袋通り用地整理のために、平成10年9月30日に当地にて再建されたようで、その「羽黒神社再建建立之碑」には宗教法人八幡神社の名前が記されています。この地域だと長崎八幡神社のことと思われます。

 

 

 

御由緒1 境内掲示より

由来書

 当羽黒神社の創建年代は不詳ですが

山形県出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)

の出羽三山神社より分霊されております。

明治二年(西暦一八六九年)の社寺取調書

によりますと武蔵国豊島郡長崎村の一社

であり、御祭神は倉稲魂命

(うかのみたまのみこと)で、農業や商業

に関係深い神様であります。

古来、日本人の人生儀礼として

「お伊勢参り」と並んで東の出羽三山を

「奥参り」と称して民衆の生活の中に

深く根をおろしています。

 

御由緒2 境内石碑より

江戸前期宝暦年間(一六七六年)

八幡神社 御嶽神社 羽黒神社の

お社を当時の村の有志の方々の

お力で建立された

平成十八年(二〇〇六年)で

三百三拾年を迎へるにあたり

記念碑を奉納

 

 

 

西池袋羽黒神社の画像

古地図アプリなんかを見ると、当社から南東700メートルほど、「都立立上り屋敷公園」や「徳川黎明会」のある周辺には、「羽黒修験」があって、他に羽黒十老と湯殿山行人の触頭屋敷があったようです。当社周辺に浅間、富士塚が多く、山岳信仰が盛んな地域性もあったのでしょうか。

 

 

 

写真はすべて2017.03.25 撮影

 

備考 

社号 羽黒神社

祭神 

創建 宝暦四年(1676)

祭日 

末社 

社務所 

所在地 東京都豊島区西池袋4-23-3

その他 長崎八幡神社の兼務社か