今回の参詣は、文京区本郷の三河稲荷神社へ。

ここは丸ノ内線「本郷三丁目駅」から南に300メートルほどのところ。本郷は3分の一が東大でできているような街で、残りの北側に戸建て住宅が多く、南側のこの辺はマンションが林立しているイメージがある地域です。

 

 

 

三河稲荷神社

当社は、愛知県豊田市にある「稲荷山隣松寺」の境内に鎮座する稲荷社の御分霊という由来を持った神社です。その隣松寺の稲荷は松平広忠が竹千代(徳川家康)の誕生に当たって成長の無事を祈願したと伝わり、また家康は三河一向一揆の時に自身の甲冑姿の像を収め戦勝祈願をしたといいます。

 

 

 

手水舎

前面には奉獻の文字と火焔宝珠の神紋があります。仏教の稲荷神に見られる紋で、神社神道においては珍しい例です。背後には「昭和十二年七月 川崎市大和田日出」とあります。

 

 

 

 

狛犬

左が吽形で右が阿形です。全体的にがっしりしていて拳が大きく、毛流れや鼻が左右で少し異なります。

台座部に「平成八年十月吉日 元貮親和会 有志一同」とあります。

 

 

 

御由緒 境内掲示より

三河稲荷神社(通称 三九さま)

祭神 宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)

由緒

 当社は三州碧海郡上野庄稲荷山に鎮座して、徳川家康三州在

城のみぎり崇敬浅からず、しばしば奇瑞(めでたい事に前兆)

ありて神徳を感じ、開運の後、神領として三十石に山林境内を

寄進あり、天正18年(1590)江戸入国にさいし社を吹上に

造営奉遷した。

 慶長11年(1606)由緒ありて仲間小人拝領大縄地に移住

の節、大縄地氏神として奉遷、元禄7年(1694)町地とな

るにおよび、本郷元町と改称、一丁目・二丁目の氏神として鎮

座し、明治元年地続の浄土宗昌清寺囲内となるにおよび、元町

二丁目三番地に200余坪の敷地を購い遷座、のち明治26年3

月本郷給水所設置により、現在の所に遷座。大正12年9月の大

震災により全焼、大正13年6月本殿・幣殿・神楽殿・社務所完

成、社務所は昭和58年改築現在に至る。

 

 

 

徳川家の関東入国の際、江戸城吹上に社を造営して稲荷を奉遷したという江戸城ゆかりの稲荷社です。一時駿河台へ、慶長十一年(1606)に昌清寺に遷され、明治に分離されたそうです。

 

 

 

絵馬所

若い将軍らしき絵馬がありました。

だいぶかわいらしいのですが、家康なのかな。

 

 

 

写真はすべて2018.08.14 撮影

 

備考 

社号 三河稲荷神社

別名 三河神社・三九さま

祭神 宇迦之御魂命

創建 伝天正十八年(1590)

祭日 1月1日元旦祭、初午行灯祭、節分祭、

   6月上旬例大祭、七五三、12月31日大祓

末社 

社務所 神札授与有り

所在地 東京都文京区本郷2-20-5

その他 愛知県豊田市隣松寺稲荷社の末社