今回の参詣は、文京区本郷の出世稲荷神社へ。

ここは南北線『後楽園駅』から東へ400メートル、白山通りを越えたところ。

 

 

 

当地はかつて春日局の屋敷があったと伝わり、そこに祀られていた稲荷であったため、後に局の事績にちなんで「出世稲荷」と称されるようになった神社といいます。

都内には大奥ゆかりのお稲荷さんや、大奥勤めの女性にまつわるお稲荷さんがいくつかあるので、またそのうちまとめてみたいと思います。

 

 

 

境内の一部が春日児童遊園になっています。

児童遊園と神社境内が一体になっているところは都内にたくさんありますが、最近は子供が遊んでいる姿をすっかり見かけないです。

 

 

 

御由緒 境内掲示より

出世稲荷 本郷一-三三-一七

 「この辺昔、春日局宅地なりし時、鎮守

のため勧請なり。春日局・・・・出世あり

しゆえ当社の神徳を崇め、出世稲荷と崇め

奉るなり。」『旧事茗話』

 春日局は本名「ふく」父は明智光秀の重

臣斎藤内蔵助利三である。戦いに敗れ、逆

賊の家族として苦しい生活をした。後、徳

川三代将軍家光の乳母となり、江戸城大奥

にて大きな力をもつに至った。

 このあたりの片側を将軍から拝領し町屋

をつくった『「御府内備考』によれば神社の

土地は拝領地28坪、外に27坪、小栗猶之丞

より借地とある。享保2年焼失したので京

都稲荷山の千年杉で御神体を作り祭った。

春日町起源のゆかりのある場所である。

=郷土愛をはぐくむ文化財=

文京区教育委員会

昭和六十年三月

 

 

 

「御府内備考続編」には、起立年代不詳で、享保二酉年正月廿二日に本社と神体を焼失したこと、京都稲荷山にある千年杉で彫刻した稲穂を担いだ束帯姿の白髪老翁坐像であったということしか触れられていません。

 

 

 

写真はすべて2018.08.14 撮影

 

備考 

社号 出世稲荷神社

祭神 

創建 寛永年間か

祭日 

末社 

社務所 

所在地 東京都文京区本郷1-33-17

その他 牛天神北野神社の兼務