場所は大田区池上本門寺。
日蓮聖人入滅の霊場として知られ、国指定重要文化財、東京都指定有形文化財、大田区指定有形文化財など多数有し、また、日蓮宗の大本山である。
寺格は大本山。山号は長栄山。院号を大黒院。寺号を本門寺という。
長榮堂 (長榮大威徳天)
本門寺最初の総門をくぐり、仁王門脇に見えてくるお堂が長榮堂。
当寺の守護神「長榮大威徳天」を奉安している。
縁起 (ルビ、旧漢字等そのまま記載)
當山の守護神として安置し奉る長榮大威徳天は
その昔高祖日蓮大菩薩佐渡ヶ島御配流中塚原三昧
堂にて日夜法華經御讀誦の折柄初めて白髪の翁と
現われ法華經の行者を守護し別て海上安全全諸縁吉祥
の守護を成さんと誓い給い高祖御生涯の間影身に添いて
守護し神変不思議の通力を現し給う
高祖當山にて御入滅の後は長榮山の名の如く長榮
大威徳天と仰がれ永く此の山に留まって末法萬年の
末までも法華經の信者行者を守護すべしとて無量の
神力を以て済度し給える尊神なり
されば今日に至るまで威徳いよいよ廣大にして一山益々榮え信仰帰
依の人々守護利益を蒙らずということなし
通称「長栄堂」「稲荷堂」「長栄稲荷社」などと呼ばれているが、当寺HPにも、境内縁起にも、稲荷についての記載無し。
仏教系であれば、豊川系ダキニ眞天がご本尊かと思われるが、大威徳天となっている以上、合祀された上に名を伏せているとは考えにくいが如何か。
さらには、宝珠や小狐ではなく稲穂を抱えているなど、稀なる特徴を持つ特異な狐像にも係わらず、由来が無いのは不思議だ。
しかしながら、縁日が毎月22日というのは、ダキニ天を祀る豊川稲荷と合致。そこからすれば、やはり稲荷が合祀されているのか。
社号 長榮大威徳天 または 長榮稲荷 長榮堂 (池上本門寺境内) 字は長栄・長榮とも
祭神 ---
狐像 二種二対
祭日 毎月22日 正月、五月、九月に大祭
住所 大田区池上1丁目1番1号



