何回やっても、スポンジ生地を作るためには集中力がいる。
泡立てるボウルに一滴の水も許されず、薄力粉をダマにならずにかつ、練り過ぎない程度に卵黄に混ぜる。
そして卵白は、ピンと角が立ち、ツヤが出るまで、しかしそれ以上泡立ててはならない。
焼く時も、生焼けは論外であるが、少しでも焼き過ぎるとパサパサになる。
市販のケーキは大好きだ。
しかし、お気に入りのケーキ屋以外では、どうしても生クリームの純度が気になる。
そして、純生のみを使うケーキ屋さんだと、値段が跳ね上がる。
ふわふわのスポンジは、ある程度の甘さが必要だ。
だから生クリームの糖度は、くどくならないように砂糖を控えめにする。
スポンジは、一晩、冷蔵庫で馴染ませた方が絶対に良い。
焼いてすぐだと、しっとりしていないし、卵臭さが気になる。
スライスしたスポンジの間には、クリームのみで充分だ。
いちごから水分が出てしまうし、コストを抑えて桃缶を使うのは論外である。
挟む分のいちごをデコレーションに使う方が見た目も華やかだし、スポンジとクリームの美味しさを純粋に味わうことができる。
今回は純生クリームの脂肪分が47%だったが、ナッペするクリームを42%にして、デコレーション分を47%に使い分けた方がいいかもしれない。



