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土佐清水越前町・民宿はやかわ
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海の駅あしずり「くろしお社中」
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竜串海中公園
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叶崎
歩行距離:約20km
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2010年6月2日(水)
民宿のある土佐清水市越前町から叶(かなえ)崎を経て、
大月町にある月山神社までは約27kmの道のり。
その先の一番近い宿までが神社から約13kmなので
今日1日で月山神社を参拝し、その先まで移動するとなると
約40kmの距離を歩くことに。
1日40kmの歩行はチト冒険。
月山神社の前後の道は、山道と聞くし。。。
幸い、叶崎唯一の民宿は予約できたし、
越前町から叶崎の間には
・ジョン万の資料館
・大師見残し海岸
という観光名所(?)もあるし
今日はのんびり観光遍路。
今日の日記は、お遍路とは関係ない内容が
多くなってます。あしからず。
■くろしお社中「ジョン万次郎資料館」へ
6:30
起床。
ジョン万次郎資料館は8:30オープンだから
8時に宿を出れば楽勝。
部屋を片付け

準備運動をして足のメンテナンス。
絆創膏とテープを巻いたけど、
15×25mmくらいの範囲で
皮がむけたとこが擦れて出血してる

8:00
宿を出発。
「これ、途中で食べてね」と
女将さんがおにぎりを持たせてくれました。
できたてホカホカ

ありがとうございます

あったかいご飯、すごく嬉しい。
通学中の高校生と朝のごあいさつ
「お早うございま~す」

気持ちいい!
昨日の雨は上がって曇り空。
風はちょっと強いけど、歩くにはちょうど良い気候。
…でもやっぱり足の甲が痛い!
8:30
時間ピッタリ、くろしお社中に到着。

万次郎&遭難した仲間たちの像 迫力!
少年万次郎が美的

こちらが資料館のある「くろしお社中」

ジョン万資料館は撮影禁止で
唯一撮影可能だったのがこちら。

当時のアメリカのイメージでしょうか??
一通り見学した後は、
テラスで今朝いたいたおにぎりを食べました。

9:50
くろしお社中を後に。
10:10
松崎海岸を通過。

化石漣痕(かせきれんこん)という
国の天然記念物に指定された海岸。


岩の形状が変わっていて、見てて飽きない。
天然記念物を通り過ぎて数分のところ、
山がざっくり削られてて……

歩いていて何が悲しいって
こういう光景を見たとき。
とっても心が痛みます。
遍路道は山あいを抜け……

所々でこんなオブジェを見かけました。

何かの再利用でしょうか?
ホントにあちこちで見かけて、
何でカエルなの? とか、気になる。
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遠くに道の駅が見えてきた。
と、3人のお婆ちゃんが歩いている姿が見える。
一人目のお婆ちゃんとすれ違う。
「こんにちは」挨拶してもお返事ナシ。
耳、遠い?
二人目のお婆ちゃんとはご挨拶。
シルバーカートを押して歩いていた三人目のお婆ちゃんが
足を止めて財布を出してる。
そして私に手招きして
「お遍路さん、これ、持ってって」と
財布から小銭を全部出して渡してくれた。
「ありがとうございます。お賽銭にさせて頂きます」
というと
「あぁ、あぁ、そうしてください。お願いします」
と、深々と頭を下げ、
「気をつけて歩いてくださいね」。
今日は観光の日、なんて呆けて歩いてたので
何だか恥ずかしい。
お婆ちゃん、足腰が弱ってるご様子だったから
私が代わりになって、きちんと歩いて参拝しよう。
頂いたお金は賽銭として、これから巡る各寺に
納めさせていただきます。
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11:35
道の駅めじかの里に到着。

トイレに入ったら捨て猫が居た!
そのことはまた別の機会に…。
トイレから出たらいきなり豪雨!
ほんの数分で止んだけど、
ここを素通りしていたら、えらいコトになってた!
■竜串海岸、グラスボート、見残し海岸
12:05
竜串に来た!


喫茶店の前でお掃除をしているお姉さんが居たので
グラスボート乗り場を尋ねた。
ご親切にも、「ここからすぐだから」と
案内してくださった。
こちらが乗船券の発売所。

この販売所から海岸方面に少し歩いたところに
見残し海岸行きのグラスボートの発着所があるらしい。


土産屋と思しき店はほとんど閉まってて、
レストランも閑古鳥。
さびれた観光地といった感じ。
でも草木は元気。


この赤い花、数日前に佐賀公園で見たのと
同じだと思うけど、何ていう樹?
海岸への途中、廃墟になった施設があって、
ひなびた感が漂ってました…

海岸に出て、ちょこっとだけ岩場を歩きました。
海、海岸はステキ
足が痛くなかったら歩き回るのに!
残念。

海岸からすぐの所にグラスボート乗り場。

これに乗って「大師見残しの海岸」に行きます。
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大師さんも見残した海岸?!
ここまで来る道々で、
「大師見残しの海岸」という文字を何回か見たので、
てっきりお大師さんにゆかりの場所かと思ってたんですが
そうじゃないんですね。

「弘法大師も見残したであろうと言われています」


なんか…便乗商法みたいだなぁ。
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12:45
グラスボートは見残し海岸に向けて出発。
乗客は私の他に、70歳代と思われる
じいちゃん5名の団体さん。

船が動き出したら一斉に席を立ち、
嬉しそうにはしゃぐ姿が無邪気でいいね~。

船は美しい入り江を進み、

海中観察のポイントに着きました。
船を停めてボートの底を覗くと
テーブル珊瑚にお魚がいっぱい!
青いのがソラスズメダイ
黒いのがクロスズメダイ
黄色っぽいのがヤマブキベラ
しましまのがオヤビッチャ だそうです。
ウツボも見ました。
この後、シロサンゴの群生地も見て

約30分後、見残し海岸・奇岩群に到着。
ここで船を降りて奇岩の間を散策。


すごいゴツゴツの岩の上を歩くので
ただでさえも足元がおぼつかないじいちゃんが
ケガしないかどうか心配で
観光どころじゃなかった

が、岩の間を見ると
カメノテが居ました。

美味しそう。
これは何?? ウミウシ???

そうこうするうちに、船に乗って帰る時間。
じいちゃん達が全員居るか数えちゃったよ。
帰りの船でもはしゃぐおじいちゃん達。
13:45
竜串海岸に戻ってきました。
約1時間のクルージング&観光でした。
14:00
竜串海岸を後に
14:50
宿毛市に向かう、28号線との分岐に来ました。

叶崎に向かうので321号を直進。
14:57~15:00
下川口トンネルを通過

面白い看板がありました。

密入国の防止を呼びかける看板!
東京に住んでいると密入国は身近ではありません。
こういうモノを見ると、土地柄みたいなものが
すごく伝わってきます。
15:20~15:22
片粕トンネルを通過

15:35~15:45
歯朶浦トンネルを通過

何気なく振り返ると、路線バスがやってきました。
珍しく数人の乗客が乗ってます。
と、よく見たらさっきグラスボートで一緒だった
おじいちゃん達。
あちらも私に気付き、
一所懸命に手を振ってくれました。
「走行中に立ち上がったら危ないだろ~!」
などと思いながらも、嬉しくって
ず~~っと手を振り返しました。
「じいちゃん達、お達者で!」

貝ノ川トンネルの手前の集落で、
ステキなワンワンに会いました。

グレートデーンです!
いつかは飼いたい、憧れのワンコ。
名前は「ノアル」ちゃん、男の子です。


立派ですね~!
これでまだ1歳だそうです。
デーンは身体は大きいけど性質は穏やかで
とっても優しい犬種。
飼い主さんに「飼いたい犬なんです」と言うと
足を延ばして寝られる一畳くらいの場所があれば
マンションでも飼えるわよ!
ウチの妹もマンションで飼ってるのよ!
と言ってました。
毎日お散歩できれば、家が狭くても大丈夫だそう。
そうか! マンションでも飼えるのか!
今住んでいるところはペット禁止でムリだけど
遠い夢じゃないのね!
足が痛いのも、疲れてるのも吹っ飛んじゃった!
ワンワンと別れ
貝ノ川トンネル手前のファミマへ。
遍路地図に「ファミリーマート」って載っていたので
てっきりコンビニのファミマだと思ってたら


「ファミリーマートみぞぶち」っていう
個人商店でした。
ははは。
今日も素泊まりなので、ここで晩ご飯を調達。
今日ずっと足が痛かったので
キズパワーパッドがあるか聞いたのですが
残念ながら、バンドエイドしかありませんでした。
この先に薬局があるか聞いたら
「宿毛市に入ったらあるよ」ですって。
あと十数キロは、すり傷がすれながら歩くのね

16:25~16:40
貝ノ川トンネルを通過

向こうに叶崎灯台が見えてきました。

車道が二またに分かれ、
岬を回り込む車道と、真っ直ぐ進む車道と

さらに右側に
集落に入る細い道もありました。

集落に入ろうとしたところ、
後ろを歩いていた、犬の散歩をしていたおじさんが
大声で「違うぞ~」と教えてくれました。
民宿叶崎へは、右側の車道を行けとのこと。

道の突き当たりに、宿の看板がありました。

16:45
民宿叶崎に到着!

女将さんが、近所の人から「さっきお遍路さんを見かけたよ」
と聞いて、玄関の前で待っていてくれました。
嬉しいなぁ。
そしてすごいなぁ、近所の連係プレイ。
通されたお部屋がこちら。

贅沢にも、大部屋を独り占めです♪
お風呂もトイレも清潔で、
とっても良いお宿。
さぁ、明日は念願の月山神社!!