
天気:



以布利・民宿星空
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38番 金剛福寺
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足摺岬遊歩道
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白山洞門、万次郎足湯
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中ノ浜
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土佐清水・民宿はやかわ
歩行距離:約30km
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2010年6月1日(火)
いよいよ今日は足摺岬、金剛福寺へ!
37番を打ったのが29日だから
3日かけて足摺岬までを歩くことになります。
金剛福寺を参拝後は打ち戻らず(引き返さず)、
岬の西岸を回って中浜を通りあしずり港の町、
土佐清水市・越前町まで歩きます。
中浜はジョン万の生まれたところ。
最近、本を読んだばかりなので見に行くのが楽しみ。
■金剛福寺へ
5:00
トンビの鳴き声で起床。
異国に居るんだな~と実感。
良い目覚め方でキモチはウキウキ、
でも空はど~んより。
6時半頃に出発しようと思いダラダラ支度をしていたら
突然大音響! 窓の外を見たら豪雨!

7時になっても雨あしが弱くならないので
覚悟を決めて出発。
悪天なのでショートカットの山道・遍路道ではなく
車道を歩こうと思い、素足にビーチサンダルを履く。
…これが後々悲惨なことに…
7:05
民宿を出発
…と、民宿のご主人が車で追いかけてきた。
「道を教えてあげるから」
この先、物流センターの大きな看板があるから
そこは左に曲がること。
その道だけは近道だし歩きやすいから通りなさい。
でもそれ以外の遍路道は山道なので、
今日は通らない方が良い。
とのことでした。
そして
「朝ご飯も作ってあげられなかったから」と
現金のお接待。
「この先に商店があるから、お寿司でも買って食べなさい」
えぇぇ!!
素泊まりだったのに、朝食のご心配まで!?
嬉しいけど申し訳なくて、
でも有り難く頂戴しました。
お礼のお札を差し上げようとすると
「いいから、いいから。気をつけて行ってきなさい」
シャキシャキと宿を仕切るだけでなく
こんな心配りまで。。。。
もぅ本当に、嬉しかったけど済まない気持ちが一杯で
いただいた善意、どうやってお返ししたら良いんだろう?
お接待のお金は、財布とは別の所に大切にしまい
これから行く寺々で、ご主人と女将さんが
ずっとずっと幸せでいられるようお祈りすることに。
7:20
ご主人の言っていた近道の分岐に来ました。
物流センターの看板が目印。
ここを左折。

舗装されていて、歩きやすい道です。


…と、右折を促す標識が。

ここも曲がらなきゃいけないと思い
右に曲がってしばらく歩くと、
…山道になっちゃった



おかしいなぁ~? ずっと車道って聞いたのに…
ビーチサンダルだったので、慎重に歩きます。
7:45
元の車道に合流。

ここで、後ろから声をかけられました。
「あ~、やっと追いついた!」
歩き遍路さんです。
顔を見ると、星空に泊まっていた方でした。
昨晩は挨拶をしただけだったので
この時が“初めまして”みたいな感じ。
この方も宿のご主人に教えられた道を歩き、
さっきの道は右折せず、
まっすぐ車道を歩いてきたそうです。
「雨なのに山道に入っちゃうんだもんな~」
って言われた。
私が右折したのが見えて、おかしいな?と思ってたそうです。
話をしていたら、5/29に民宿内田屋でも
一緒だったことが分かりました。
あの時は赤い顔をしていたので
日に焼けた、釣り客だとばかり思ってました。
ビール一本飲んで顔が赤かったそうです

8:05
27号に合流。
ここからは海を見ながら車道を歩きます。


この方が先ほど合流したお遍路さん。
足立区から来たから『足立区さん』とでも呼びましょうか。
(自己紹介をしなかったので名前が分からないのです)

今回が初のお遍路で、通しで回る予定だそうです。
東京都足立区は、私の出身地・江戸川区とはご近所。
産地(?)が近いと言葉遣いとか間の取り方、
リアクションなんかが似てるので、すごく親近感。
お喋りしながらだと、時間が経つのが短く感じられ
誰かと一緒に歩いていると気合いも入るから
(えぇカッコしようとして張り切るから)
サクサク進めるんだよね~。
昨夏、室戸岬を目指して歩いた国道を思い出す。
あの時は晴天すぎて灼熱地獄でした。
今日は強い雨と風。
8:22
足摺岬まであと10km!

8:45
窪津小学校の前を通過

9:10
遍路小屋があったので休憩。

雨の日に、屋根があって座れる場所って
すごく・すご~く嬉しい!
足立区から来たお遍路さんが缶コーヒーを買ってくれました。
お礼に私もお水を買って、お互いにお接待。
腰掛けて10分程休んでいるといきなりスゴイ雨!

でも座っていると濡れた体がどんどん冷えてくるので
9:50
小降りになったところで歩きを再開。
10:20
道沿いに、大樹の奥にひっそり佇む鳥居が。
近づいて見たら、巨岩が祭ってありました。


雨に濡れてとても美しい。
10:35
足摺岬まであと2km!!

10:40
左に曲がる遍路道の標識。

地図を見ると、大幅にショートカットできる道。
山道は足元が心配だけど…
足立区さんと顔を見合わせ「行ってみようか?」
階段を下り、細い車道を歩いていると
道の先に緑のトンネル!

そこだけ陽が差して、ファンタジーの国の入り口みたい。
通ってみたら、ただ普通に樹が生い茂っているだけでした。
空と雲の具合でステキな緑のトンネルに見えたのね。
11:00
足摺岬に到着~!

やった・やった

でも……
木々を抜けたら青い空と海が見えると思っていたので
ちょっと想像とは違いました。
ま、青い空は今日はムリだったけど。
何はともあれ、無事に到着


ジョン万の銅像

さぁ!
38番 金剛福寺を参拝。

所願成就の亀ちゃん

本堂

大師堂

多宝塔

不思議なことに…
山門をくぐったら雨が止みました。
さすがお大師さん!
薄陽が差して、庭も建物も美しさが引き立ちます。

お参りして納経所に行くと、
「ご苦労様」と、お守りをくれました。

ご利益おかげ守 -瑪瑙-
「よくここまで歩いてきたね」と
ご褒美のようで嬉しい。
■足摺自然遊歩道をぶらり
お参りを終えてホッと一息。
すると再び雨。
打ち戻り、星空に帰るという足立区さん。
私は白山洞門に行くつもりだと伝えると
「じゃ、俺も観光しようかな~」
11:30
ジョン万の像の辺りに戻り、自然遊歩道へ。
まずは展望台へ。

悪天だというのに、海が美しい。
すぐそこに灯台も見えます。
ここで、観光に来ていた老夫婦に頼まれて
写真を撮ったりお喋りしていたら…
足立区さんとはぐれてしまった。
足立区さんを追いかけ、遊歩道に。
11:55
足摺岬灯台

雨あしがどんどん強くなり……
『足摺岬の七不思議』と呼ばれる所を
巡りつつも、雨がひどくて写真が撮れず…
う~ん残念。
12:10
坂を下って下って

階段を下りて下りて

白山洞門に来ました!


いつの間にか雨も止み…
足立区さんも居ました!
会えて良かった。
白山洞門、写真で見るとスケール感が分かりませんね。
来るまでは、もっと小さいと思ってましたが
すごく巨大で迫力ありました。
ここからは、階段を上って上って

坂道をひたすら登って

約10分で、『万次郎足湯』に着きました。


足湯からは、たった今見たばかりの白山洞門が
眼下に見下ろせます。

…わざわざ崖を下りて行かなくても良かったかな…
いぇいぇ!
やっぱり間近まで行って、見て良かったです。
リュックを下ろし、足湯に足をつけると…
足の甲が痛い!!
ビーチサンダルの鼻緒が当たる部分が
皮が剥けて赤くなってる!
歩いている時ちょっと違和感があったけど
まさか皮が剥けてるなんて~!
履き慣れたビーチサンダルだったから
油断してました。
でも温かい足湯が良い気持ち。
冷えた体の芯からポカポカ。
疲れも癒された感じ。
13:05
万次郎足湯を後に。
打ち戻る足立区さんとはここでお別れ。
「また会えると良いですね!」
「道中、お気を付けて~!」
とっても楽しい方だったので
ちょっぴり名残惜しい…。
また独り歩きです。
■中ノ浜 ~ あしずり港へ
雨が弱くなったので、どんどん歩く!
つもりが、足の甲のすり剥けたトコが痛い!
絆創膏貼ったんだけどね~。
13:45
へんろ小屋・足摺があったのでひと休み
&足の再メンテ。

絆創膏と補強テープを貼り直して再出発。
でもやっぱり痛い。
絆創膏のガーゼで、すり剥けたところが擦られてる感じ。
キズパワーパッドと白色ワセリンを持ってくれば良かった
と大後悔!
痛いよぅ!
それでもこんな案内板を見つけると


ついつい立ち寄りたくなって
27号線からはずれて、遍路道に入ります。
おぅ! ステキな海岸!

「石抱アコウ」の標識
ここを下りるのね

階段を数段下りてみると

下草がびっしり生えていて
先に進めそうにありませんでした。
「石抱アコウ」って、何だったんだろ?
近くに巨木が数本あったんで
それより大きな樹? とワクワクだったので
見られなくて残~念~でした。
気を取り直して
上ったり下ったりの遍路道を歩き


14:35
松尾小学校の前を通過

27号線を横切り、再び山道へ

どろんこ道や草の生い茂った道を慎重に歩き


15:45
やっと、舗装された道に出た!


ここからは海岸線を歩き

15:55
中ノ浜小学校の前まで来ました!


児童が書いた壁画が面白い。
やっと、ジョン万の故郷、中浜。
遍路道はこんな感じの集落を通ります。

中浜万次郎記念碑


中浜の港の防波堤には
万次郎の一生が描かれてました。





港沿いの集落を通って、
遍路道は小高い丘の上へと続き
お墓の中を抜けてしばらく進むと
分岐がありました。

→
右
厚生橋
↑
大 ?? 道
へんろ道
どちらに進めばよいのか、
地図を見ても分かりません。。。
こういう時こそ金剛杖!
分岐の真ん中に杖を立てて、
杖が倒れた方に進むことにします。
と、杖は私に向かって倒れてきました。
自分で考えろ ってことね

はいはい
…すごく悩んで、左側の道に行くことにしました。
道は程なく車道と合流。
16:35
清水港が見えてきました

道の脇に美味しそうな木の実。


手の届く所にたくさん生っていたので
足を止めてパクパク。
甘くて美味しかったっす。
港町が霞んで見えています。

が、湾は深く陸に入り込んでおり
湾の奥にある町には全然たどり着けません。
17:05
湾が見えてから約30分、ようやく港町に。

町へと通じるこの橋を見ると「厚生橋」とありました。
先ほどの分岐で指していたのはこの橋だったのね。
橋を渡ると商店街…というか賑やかな町。

人通りもあって、そこそこ活気もあって。
お弁当屋さんやスーパーもあったので
晩ご飯と明日の朝ご飯を調達。
…しかし薬局は無く、
明日もまた絆創膏を貼って歩くと思うと憂鬱。
キズパワーパッドとワセリンを持ってこなかったことを
ホントに後悔。
17:50
本日のお宿「民宿はやかわ」に到着

雨に濡れた荷物を解いてから
部屋の写真を撮り忘れたことに気付き、パチリ

荷物が散乱~!
そして……
足が痛くて明日が心配。。。。。