「玉ねぎを切る時に、ましになるよ。」
と、友達から教えられ
鼻にティッシュを詰めて切ってみた。
・・・・・。
変わらない。
無防備な姿で玉ねぎを切る時と全く変わらない。
強いて言うなら、涙と共に垂れてくる鼻水が
ティッシュのおかげで落ちなくてよかった。
と、言ったところか。
それにしてもこの玉ねぎという物。
何故こんなにも調理するのに気合を求められるのか!
こんな手のひらに乗る、ちっぽけな植物でありながら
みじん切りの際にはダメージは避けられない。
視界が悪くなるほどの涙を流さされ、
鼻水をかみに行かずにはいられない。
玉ねぎ如きに翻弄されるのが非常に悔しいので、
中断してなるものか!
と、どんなに苦しもうが果敢に攻めようとしてみたが、
気合だけで奴に勝つことは出来なかった…。
…玉ねぎ…
恐るべし。
この物騒になってきた世の中。
防犯ブザーを持ち歩くよりも、玉ねぎのみじん切りを常備しておき
良からぬ人の目にねじ込んでやれれば、
催涙スプレー並みの威力を発揮すること間違いなし。
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玉ねぎに悪戦苦闘する料理下手なフニャコが
実家でカレーを作っていたときのこと。
甘い鍋と辛い鍋と、家族の好みに分け、
2種類作っていた。
片方の鍋が何かゆるいので、もう片方から移そうとすると
間にポタリと垂れてしまった。
妙な所にこだわるO型。
部屋は片付いていないのにこんな所が無性に気になってしかたがない。
後で拭けば良いということは分かっている。
重々承知の上である。
が!
我慢できなかった!
無駄なことと思いつつも菜ばしにティッシュを巻き、
落ちたルーを目掛けて慎重に近づけていく。
着火!
慌てて踏みつけて消化。
…今思えば、そのまま流しに持っていけばよかったのに。
人間パニックになるとおかしな行動をとってしまうもんだ。
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