今日は3月3日、お雛まつり

我が家にも成長を祝うべき娘二人がおります。
常に反抗期の二人ですが、親としての「祈り・願い」は日々たくさんあります。
これまでの成長に感謝し、また子どもたちを守ってくださるお雛さまに感謝したいと思います。
母から贈られたお雛さま

今では、そらのビーズ教室へ通ってくださる生徒さんを出迎えるという、なかなか大したお仕事をされるお雛さま・さま。
さぞかしわが娘たちも、愛想よく働き者になってくれるだろうと期待できます。
こちらは上の子の3段飾り
こちらは下の子の親王飾り
本日は、下の子のお雛さまについて少し書きたいと思います。
ちょっとアップで見てみましょう
こちら立雛さまなんです。
安定感があり、とても上品なたたずまいです。
鴻巣雛の名店マル武人形さんでお世話になりました。
「官邸雛」と言います。
実はマル武人形さんは、小泉内閣の時に、日本の伝統的なひな人形を国賓来賓の方々にご紹介できるように、「鴻巣雛」を総理官邸に飾ることを実現した歴史に残るすごい人形店なのです。
我が家のお雛さまは、その総理官邸のお雛さまの縮小版です。
鴻巣駅の改札からホームへ続くところのガラスショーケースにもこの官邸雛は飾ってあります。
伝統工芸士がお二人もいらっしゃり、どちらも鴻巣にお住いのとても素敵な女性です。
近隣の小学校はみな制作工場を見学させていただいてます。
一般の方もお願いすれば見せてくれるそうですので、是非ご覧になるといいでしょう。
素晴らしい衣装が着せられるまでの手間のかかった作業は、実に興味深く、一体一体のお人形に丁寧に携わっているプロの職人さんたちのお姿には心奪われます。
お姫さまの衣装を後ろからめくると、身頃が6枚の布で縫い合わされています。
といういうことは型紙は6枚だったということです。
小さな人形の着物に6枚ですよ。驚きでした。
平らな布に小川和紙を貼り付けてそれに合わせて裁断していました。
またちょっとアップで


官邸雛、白い衣装が特徴で「輪奈唐織」という帯で作られています。
画像では一色に見えると思いますが、こちらはなんと五色の白い糸で織られた帯地なんです。
織る工程で予め棒を入れておいて、織りあがった時にその棒を抜きだすと「輪」のような盛り上がった柄が出来るという、独特な生地です。
この微妙にしか分からない五色というのがまた奥の深い意味があります。
古代中国の書経によると、人の道とは「五幸」を求めて全うすることと説かれているそうです。
「五幸」とは、長寿・多財・無病・高徳・天命の至福に恵まれること。
官邸雛のこの白い帯は、この「五幸」にちなんだ鴇羽色(ときはいろ)・蒸栗色(むしくりいろ)・青白橡(あおしろつるばみ)・鳩羽鼠(はとばねずみ)・白練(しろねり)の五彩の糸で織り上げられ、草木染めにより丹念に染め上っています。
女の子の健やかな成長と、人としての幸せを願うには申し分のないお雛さまに出会いました。
総理官邸には毎年マル武人形さんが倉庫で保管していた官邸雛を運んで飾り付けをして、また片付けに行かれるそうです。
店内には歴代首相との記念写真が飾られています。
毎回変わる脇飾りや生け花の表情も素晴らしく、見逃せません。
ちょっと関連記事をさがしてみました。
今年のは見つからなかったのですが、菅前総理の時のちょうど1年前のブログが見つかりました。
素晴らしい画像が入ってます。
是非リンクをご覧になってください。
どんなに大きくて素晴らしいか、圧巻ですよ
→こちらこのブログの中で日本の「五七の桐」の紋にについても触れられています。
昨日のビーズ教室の際に、助手のN先生からこの紋についての質問がありましたのでちょうど良かった。
N先生、ブログ見てくださいね~!
大変長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
地元で暮らしていましても、まだまだ知らない鴻巣の良さってたくさんあります。
「モノヅクリ」へのこだわりに触れると、そこに繋がる糸をたどってみたくなります。
人生とは繋がりでできたものなのかもしれません。
娘たちにもどうぞたくさんの良きご縁を賜りますように、心より願うばかりです。
ご訪問いただきありがとうございました。
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