相手の世界観を尊重する
NLPには基本前提というものがいくつかあります。その中の1つをご紹介しようと思います。
『相手の世界観を尊重する』
世界観というと、何だか相当スケールの大きい話のように聞こえますが、ここでは、物の見方、感じ方、捉え方など、価値観のようなものだと思って下さい。ある1つの物を見ても、その時に感じる事、考える事は、皆それぞれ違いますよね。
AさんとBさんがレストランに行き、グラスワインをオーダーしたとします。テーブルの上には、ちょうどグラスの半分まで注がれたワインが置かれています。
Aさんは『半分しか入れてくれなかった。ケチなレストランだな。』と感じました。一方、Bさんは『半分も入れてくれた。良心的なレストランだな。』と感じました。
この『グラスに半分注がれているワイン』という事実は、Aさんにとって『半分しか注がれていない』とう言葉で表現され、この半分のワインの量が少ないと感じた事から、このレストランをケチだと思ったのでしょう。これがAさんの世界観です。
一方Bさんにとっては、同じ事実であるにもかかわらず『半分も注がれている』という言葉で表現され、ワインの量が多いと感じた事から、このレストランを良心的だと思ったのでしょう。これがBさんの世界観です。
では、間違っているのはAさんBさんのどちらでしょうか?いいえ、2人とも正しいですよね。ただ単に異なる『世界観』を持っているだけの話です。
このように、世の中には同じ物を見ても自分とは全く異なった世界観を持っている人がたくさんいます。相手にも世界観があるという事を認識し、それを受け入れる事も大切な事だと思います。
自分が相手に対して、変な人だな…と思ったとしても、相手の世界観からしたら、自分の方がよっぽど変な人なのかもしれません。言い換えると、自分の中では自分は常に正しいと思っている、と言えるのかもしれません。
今日お話したNLPの前提をまとめると、人はそれぞれ持っている世界観が違います。その違いを認識して相手の世界観を受け入れる事が出来れば、より円滑なコミュニケーションを取る事ができ、より良い人間関係を構築できるようになるのではないでしょうか、という事だと思います。
もし、自分と全く真逆の世界観を持っている人に出会ったとします。その時に、自分の世界観では考えもつかなかった事を教えてもらった!と思えるくらいの広い心を持てれば、たった一度の人生の中でネガティブな感情を持つ時間をグッと減らす事ができそうだと思いませんか?
NLP Top Coach Bangkok
CHINATSU :D
