子供は弱者。勿論、そうだけど何もわかっていないのではなく、むしろすべてわかっている。

小学校一年生の時、教室から運動場に走って出た。つまずき転んだ。

運動神経が悪かったからか手を付けず顔が土で汚れた。

その瞬間、頭によぎったのは母親のことだ。怒られる。

私の記憶は運動場から自宅の玄関に飛ぶ。

玄関先で家の奥にいる母親に

恐る恐る「転んじゃった」と告げた。

母親は明るい声で答えた「そう。どこをぶったの?」

また、恐る恐る答える「顔」

その瞬間、逆上した母親の声が響く 案の定だ

顔を確認することもなく部屋の奥から母親は叫んだ

「何故!手を付かない!!」

簡単な事 手を付くことができなかっただけの事 (笑)

 

子供は全てわかっている。大人はそのことに気が付かなくてはいけない。