Love&Smile
ヒプノセラピー
平成4年3月3日 午後1時39分 長男を 無事 出産
安堵の中
「根元から縛れ」 とドクターの声
慌てて 分娩台から起き上がろうとすると
「起き上がるな 大丈夫だから」 と
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何が大丈夫? 何を根元から縛ったの?
耳に 副耳があったことを 知ったのは 病室に戻ってからでした。
両耳、三か所に 長男の耳には 根元から縛られた副耳があり 長いものでは2センチほどの長さがありました。
取れた副耳は今でもへその緒の箱の中に入っています。
そして28歳になった長男の両耳には副耳があった形跡がはっきりと残っています。
幼少期から数度にわたり形成外科に連れていきました。
「簡単に綺麗になるよ 全身麻酔のオペになるけど」と形成外科のドクターに言われました。
長男は断固として拒否です
おそらく中学生になる頃まで何度もこのことについて話合いました。
私は母親として彼の副耳を綺麗にしたかったのです。
最終的に形成外科でのオペはせず、今も尚、副耳は彼の一部として存在します。
「母さん 僕はこの副耳を気に入っている これを取ったら僕じゃなくなる 友達が触ってきたりするけど 全然、嫌じゃない」
むしろ
「取りたくない」 と
私が 確かに 産んだ証のように 彼の耳には副耳が存在し 彼はそれを 自分の一部として喜んで受け入れている
オペして綺麗になった 彼の耳を見る事よりも 遥かに幸せなことだと思う。
親は子供が精神的に未熟であると思いがち けれど親が間違うこともある 親が思う幸せと子供が選ぶ幸せは違う
子供を思い通りにしようとすれば 子供は窮屈な思いをして 自分の幸せってどんなことかわからなくなる。
どんな時だって
「子供が幸せなら親は幸せ」 そして 「親が幸せなら子も幸せ」