Love&Smile

ヒプノセラピー

 

子供の私を救ってくれるひとはいた。

 

父方の祖母の妹 その娘さん(父の従妹に当たる家族)だ。

夏休みなど長い休みになるとほとんどをその家族と共に過ごした。

家族は叔父、叔母、三人兄弟の子供たち

自営業を営んでいたため忙しく私の面倒をみてくれたのは二つ年上の「はとこ」であった。

 

朝ごはんは敷島パンの菓子パン

行くと「はとこ」と一緒に買いに行った。

 

叔母が忙しい仕事の合間に夕飯を作ってくれた

ご飯をさくらご飯に炊き、しゃけの缶詰と卵で作ったそぼろをのせたお子様ランチは

私にとっての母の味である。

 

家族旅行にも付いていった。

大島にも行き馬にも乗った。熱海の民宿に泊まったこともある。

家族旅行の思い出はこの家族と一緒にいったものだけだ。親族が集まる新年会にも参加したことがある。

 

子供だったから何の疑いもなく家族の一員となりすまし(笑)楽しい思い出は年々、増えていった。

 

最近、その叔母が亡くなりその当時の事を振り返ることが増えた。

 

「知ちゃんがくると優しい母だったが普段は違った」と聞いた。

当たり前のように家族の大切な場面に顔をだす子を「はとこ」たちはどんな思いで見ていただろう。

家族だけで過ごしたいと思ったことはなかっただろうか?

 

今でも会えば兄弟の様に接してくれる「はとこ」たちには感謝の気持ちでいっぱいになる。

その存在がなかったら私の心は枯渇したに違いない。

 

叔母の葬儀には「はとこ」たちが作った歌を皆で歌った。

愛ある人とのひとつひとつが思い出され涙が止まらなかった。