Love&Smile

ヒプノセラピー

 

その日はアドバンスコースが修了した翌朝でした。

アドバンスコース中は宿泊費軽減の為、カプセルホテルに泊まっていましたが最終日は

眠ることに特化した

レム日比谷

に泊まっていました。

 

深い眠りの中、一本の電話で目が覚めました。

既に目覚める時間は過ぎていました。

 

その電話は悲しい知らせでした。

私と同じ年齢の 夫の従弟の奥さんが亡くなった知らせです。

同じ長男の嫁として心を寄せる事ができる存在でした。

聞けば家族以外には知らせず長い間、闘病していたとのことです。

 

後に悲嘆療法で「何故、言ってくれなかったのか?」と聞くと

「言えば笑顔でいられなくなる」と答えてくれました。

 

その日から三日間、ヒプノセラピーの勉強は空白の日でした。

急遽、帰省しお通夜から葬儀に参列しました。

 

彼女の一番末のお子さんがその年、成人式でした。一緒に写真を撮ることを励みに命をつないでいたそうです。

写真屋さんの手配ができ意識がない中、家族で写真を撮ったそうです。

その日の夕方、彼女は旅立っていきました。娘さんと一緒に着るはずだったお気に入りの着物を着て。

 

話は前後しますが夫から悲報を受け取った日、私は東京に宿泊する予定でした。

当日キャンセルは無理だと諦めていた時、ホテルから連絡が入りました。

「本日のチェックインは何時になりますか?」驚きました。

事情を話しキャンセルの旨を伝えると

「ではこのお電話をもってキャンセルの手続きとさせていただきます。キャンセル料はいただきません」と言われました。

 

 

このような不思議な出来事が起きます。

彼女に呼ばれたのだと思いました。全て手はずは整っていました。