Love&Smile
ヒプノセラピー
私が産まれ育ったのは静岡県の小さな町です。同じ町に嫁ぎました。
第一子が女の子だったので次の子は男の子が欲しかった。
長男の家に嫁ぎ職人気質の義父の手前、男の子を生みたかった。今思えば、くだらない理由ですね。
真剣に願った当時の事を思い出すと恥ずかしくなります。
長女が10か月の頃、長男を授かりました。年子です。
長男はよく眠ってくれる子でした。長男を寝かした後、長女を公園に連れて行き戻って来てもスヤスヤと寝ていました。三歳まではよく風邪をひいては熱を出し入院することもありましたがそのこと以外は手がかかりませんでした。
私の母性を引き出し 慈しむという事を教えてくれたのは長男であったと思います。そして子供であっても一個人として尊重するべきであるという事も教えられました。
高校の参観会に行くと友人と一緒に窓から「母さん」と声を授章かけてくれました。
母の日にホームランを打ち母の日のプレゼントと言ってくれた事もありました。幾つになっても真っすぐに向かってくる気持ちが嬉しかった。勿論、反抗期もありました。私の代わりにドアを殴り手背の骨折をして受傷と同時に反抗期は終わりをむかえました。
高校の卒業を控え、大学受験を控えていました。
私は親元から離れ遠方に行く事で視野を広くもって欲しいと考えていました。
「外の世界をみてこないと井の中の蛙になる」が私の口癖でした。
外に飛び出したかったのは私だったのかもしれません。
ある日、長男は言いました。
「母さんは井の中の蛙になるな!というけど僕は井の中の蛙になりたいんだ」
この言葉は忘れる事ができません。この子にはこの子の考えがありこの子の幸せがあるんだと思い知らされた一言です。
今では結婚もし子供もいます。
こんなに長男が可愛くて寂しくないのか?お嫁さんに取られた感じはしないのか?とよく聞かれます。
が
寂しくないし取られた感じもしません。
息子が可愛ければお嫁さんや子供を可愛がるのが当たり前のことです。
息子はお嫁さんにとても気を遣います。結婚する前のことです。デートの帰り二人で我が家によりました。
息子が彼女に「トイレいっておいで」と声を掛けます。
一緒に食事をしていれば「お腹、いっぱいになった?大丈夫?」と聞きます。彼女も苦笑いです。
ある時、気が付きました。
この子は子供の頃から私をそんな風に心配していたのだと。だから自分のお嫁さんには母と同じような思いをさせたくないんだなと
思いました。
子供はいつも母の顔を見て心配しているのですね。自分の気持ちに囚われて子供の気持ちに気が付かないのは親の方です。
私らしさを忘れず自分軸で生きていく 溢れる愛と笑顔を忘れずに生きていく
自分自身と周りにいる大切な人たちが愛と笑顔にあふれますように
そんな風に考えられる様になったのは息子のおかげかもしれません。