ある女性が、東日本大震災の時の自分の行動を話してくれて、どう感じる?と質問されました。
彼女は神奈川に住んでいたため、揺れはあったけれどテーブルに置いてあったコップが落ちて割れたくらい。そんな時に電車がストップしたという情報を聞いて「旦那さんを迎えに行かなきゃ!」とすぐさま車に乗って迎えに行きました。
ところが家から15分くらいのところで大渋滞!待つこと2時間。ピクリとも動かない。
このまま待ってても電車の方が早く動き出すのでは?と考えて引き返すことにしたそうです。家からたった15分のところから自宅に帰るのに5時間かかり疲労困憊だったそうです。
この話を聞いてどんなことを思いましたか?
すぐに迎えに行くなんて優しい奥さま。こんな長時間の渋滞にハマってとっても大変でしたね。
そんな言葉を多く聞かされたそうです。ところが彼女は大後悔しているんです。この日はあちこちで車の大渋滞があり、緊急車両が通れないという大変なことが起きていたのです。
それを知った彼女は、自分のしたことが誰かのの命を奪ったかもしれないと大後悔したそうです。一刻を争う病気の人、怪我をした人が本当は間に合ったであろう病院に行くことができなかった。自分は加害者なのだという後悔・・・
そこから彼女は防災の勉強をして、いざという時にはどんな行動をとるべきか、安全に避難する方法、電気やガスが止まってしまった時の食事などを勉強して、講演活動をしているそうです。
日持ちのするカンパンは水がないと飲み込みにくいもの。水が貴重な時に果たしてそれはいい食べ物と言えるのか?
もともと料理教室の先生である彼女は、被災した時に冷蔵庫の中にあるもので水を大切にしながら美味しく作れる料理も教え始めたそうです。使うのはカセットコンロと鍋。電気が止まったら腐らせる前に冷蔵庫の中のものをまず食べるということを思いつかない人もいるそうです。カンパンや缶詰などの避難用の食べ物をまず食べてしま人もいるとか。
この缶詰も食べた後に水道が止まっている状況では洗うことができず、ニオイや虫で悩まされるそうです。
まだまだたくさん話はありますが、こんなことを考えたこともありませんでした。私を含めほとんどの人が、多分自分は大丈夫だろう。なんとかなるだろうと油断しています。
まだまだ知らなかったことをたくさん教えていただきました。彼女は自治体や学校などでも講演活動を続けながら広めているそうです。
防災の話と薬膳を取り入れた避難食とのコラボ講座もいいねーなんて話していました。持病のある人ぎ体を悪くする人、炭水化物ばかり摂りすぎて不調を起こす人が多いそうです。
なんとなく人ごとのように感じていた自分を反省して、防災について考えさせられた貴重なお話でした😊
