しつらえとは | サロンインテリアの秘訣 ―by アトリエキキ

しつらえとは

しつらえ、という言葉をご存知ですか。

平安時代にできた言葉で、




辞書をひくと、


しつらえること。準備すること。

ある目的のための設備をある場所に設けること。

部屋の内装や設備などを飾り付けること。


とありますです。




作業場に棚をしつらえる、

ウエディングパーティのために花飾りをしつらえる、

ロココ調にしつらえた客間、


というように使います。




漢字では「設え」と書きますが、特に季節の行事のとき、



室礼



という字をあてることもあります。



お正月に鏡餅を供えたり、門松を立てたり、

ひなまつりの日に蛤のお吸い物をいただいたり、

七五三のお祝いなどの、作法や飾り付けのことをいいます。




建築的には『空間や部屋の演出方法』の意味で使います。




他に、茶道や、ホテルでも、しつらえ、という言葉は関係が深く、

共通しているのは、客人を



もてなす心



です。



一流ホテルにて客室をしつらえるとき、それは、掃除やベッドメーキングはもちろん、

そのお客さまのために、絵を掛け、花を飾り、

そして、テーブルにウエルカムカードを置く。



演出の背後にある、その『ココロ配り』が、しつらえというか、

定義するならば、



季節ごとの自然をとりこみ、

部屋に住まうヒトが居心地良く、

また、その部屋に集うお客さまのために空間を演出すること



かな、と思います。


好きな言葉です。