クリスマスアフタヌーンティーメニューとノンアルコールのマルドティー レシピつき! | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

クリスマスのメニューとノンアルコールのマルドティー レシピ

 

毎年クリスマスクラスはテーブルセッティングを変えるだけでなく召し上がっていただくメニューも変えています。

 

今年好評だったドリンクが、マルドティー。

イギリスでこの時期良く飲むマルド・ワインのノンアルコール版です。

ところで、何故か日本で最近「モルド・ワイン」と書かれるのを見かけますが、「モルド」ってそのまま発音すると「カビが生えたワイン」になってしまうので、私はマルド、と書きます。

 

本来のMulled Wineを作るには、赤ワインをベースにオレンジやレモン、シナモン、クローブなど加えますが、このレシピはクリスマスティーとザクロジュース、アップルジュースをゆっくり温めて作ります。

クリスマスティーが500mlとすればザクロジュースが300ml、アップルジュースが250mlくらい。ざっくりとで大丈夫です。入れたければブラウンシュガーや三温糖も入れられますが十分甘いので私はレモン、オレンジを適当に入れ、シナモンスティックは1本分くらい、クローブは6個くらい入れます。

 

皆さんのグラスに注いだ後は、前にプレゼントされた素敵なジャグに入れておかわりも。

クリスマスティー、買ったはいいけど飲みきれない!という時にとても美味しいアレンジですので是非試してみてくださいね。

 

アフタヌーンティーのサンドイッチ、今回はクリスマス・ローストチキン・サンドイッチ、エッグマヨネーズとトリュフソース、ヴィンテージチェダーとホームメイドチャツネの3種類です。

チキンはブライン液に2時間漬けてから低温でオーブンローストします。庭のタイム、ローズマリーやベイリーフが大活躍。さらにローストターキーやチキンと一緒に提供する「スタッフィング」も作りました。

スタッフィングは元々は鳥の中の詰め物ですが、大きいターキーだとスタッフィングに火が通るまでに外側が乾いてしまうので、イギリスでは最近スタッフィングだけオーブンディッシュ(バットなど)に入れて別にローストするので、その方法で作りました。

サンドイッチする時にはバターを塗ったパンの片側にフォートナムで買った「クリスマス・フィグ・マスタード」を塗り、もう一枚にはクランベリーソースを塗り、スライスしたチキンとスタッフィングをはさみます。

エッグマヨネーズにはコクをプラスするために少しだけクリームチーズを加えます。

ヴィンテージチェダーはイギリスで買ってきたものに、夏の間に作ったチャツネを和えました。

ロンドンのホテルのアフタヌーンティーのサンドイッチはバリエーションを変えるために本当に細かいところまで作り込んでいるので参考にしています。

 

スコーンも毎回変えています。今年はクランベリーとジンジャークリスマスティー、スパイスを入れて焼きました。

 

毎年来てくださる生徒さんの間ではもうおなじみのミンスミート・ケーキ。
レーズンや柑橘のピール、アーモンドなどでまずミンスミートを作ります。
ケーキはしっとりとしたバターケーキにスパイスをたっぷりとミンスミートを加えて焼き上げ、冷めたら上にブランデーバタートッピングを乗せて、ローストしたくるみを乗せます。
食べやすくてクリスマスらしい香りで家族にも大好評のケーキ、これだけはないと我が家のクリスマスではない!というくらいなので毎年作ります!
ブランデーバターは無塩バターをよくホイップして粉糖を少しずつ混ぜ込み、ブランデーを加えて更にホイップしたもので、イギリスでは必ずクリスマスプディングと一緒に出てくるものです。
 
毎年このクラスでクリスマスをたっぷり楽しんで、お家では早くから年末の支度、という生徒さんもいらっしゃるようなので、商業的でない伝統的なクリスマスを楽しんでいただけるよう毎年張り切ります。
何よりも、私はクリスマスが大好き。
家を整え、お友達を招き、家族で過ごすのがイギリスのクリスマスなので、この時期外出しようとはあまり考えません。
寒くなってきましたし、体が温まる紅茶を淹れて、ひとりでゆっくりするもよし、家族で団らんもよし。
それぞれのやり方で楽しめるのがティータイムの良いところです。
 
イギリスではクリスマスはイブではなく25日が本番。
今年は子どもたちは日本に来られないので料理のボリュームは10分の1くらいですが(笑)、何かちょっと美味しいものでも作って過ごそうと思います。
皆様も、良いクリスマスを!