2023年3月19日に「足育基礎講座」をオンライン開催いたしました。
全国各地からご参加くださった15人の方々は…
- 保育士
- 幼稚園教諭
- インストラクター
- トレーナー
- 看護師
- 理学療法士
- 歯科衛生士
- フットケアのプロ
- 主婦
- 学生 など…
20代から50代までの多彩な顔ぶれの皆さんです。
「親としてわが子の足のトラブルに早く気づけるようになりたい。周りのママにも知ってほしい」
「きつい靴を履いている子ども、指が丸まっている子どもをみて、アドバイスしたい。でもどうしたらいいか分からない」
「高齢者の足のトラブルを見る中で、予防的な関わりに幼児期から取り組めないかと考えて」
皆さんがいろいろな思いをもって受講をしてくださいました。
2023年度第1回目の講義となる今回は、全ての科目をオンタイムで先生方にご講義をいただきました。
質疑応答の時間をオーバーするほど濃厚な学びの1日となりました。
それでは、受講生の感想を交えながら、各科目を紹介していきます。
総論
講師:玉島麻理
日本足育プロジェクト協会理事長の玉島麻理による、協会の設立目的と沿革、いま子どもたちの足に起きていること、親や大人としてできることを学ぶ科目です。
家庭や子育ての現場でできることとして、当協会制作の「足育手帳」を見ながら靴の選び方と履き方を確認しました。
足を育てる動きがぎゅっと詰まった協会オリジナルの体操「足育体操たったった」も体験しました。
足に合っていない靴を履くことで、あんなに指が曲がったり丸まってしまうことが衝撃でした。
子供の足はすぐにサイズアウトしてしまうので、定期的な計測の重要性をとても感じました。
子供の靴選びで迷っていました。
今回、足育手帳のチェックポイントが知れて、子供1人ひとりの足に合った靴を選ぶことが学べて良かったです。
足はからだの土台であり、生涯にわたる健康づくりであるということが印象に残り、心に留めておきたいことの一つでした。
足に合った靴を履くことの大切さを子ども自身にも知ってもらいたいとも思いました。
「園や学校での指定靴の解除のついて保護者の声が必要、そのためには保護者がまずは知らないと」と実際のお話があったことをお伺いし、本当にそうだなぁと感じました。
園や学校の考えや都合があることも理解し、双方が子供のために良い選択ができるようになればなぁと思いました。
乳児や幼児の足に触れる機会があまりなかったため、子供の実際の足育事情や靴事情を知ることができ受講して本当に良かったです。
3歳までにしっかりと靴を履くことを習慣化させるために、親子で足に意識を向ける機会を作り、伝えて行きたいと感じました。
解剖学
講師:福元貴彦先生
畿央大学准教授で理学療法士の福本貴彦先生より、足の生理・解剖・運動学について学ぶ科目です。
足のつくりと動きを ①足の骨・筋肉・形 ②足の動きと筋肉の配置 ③足の指と段階を踏んで学びました。
オンラインでも分かりやすいようにと、手で足の動きを説明してくださったり、足の筋肉に各自で触れる体験があったりして、慣れない言葉の多い解剖学を興味深く学ぶことができました。
足育という講座でありましたが、手と比較しながら講義を進めていただきわかりやすかったです。
また、足の握力は筋力と深い関係があることが具体的に教えていただき、漫然とわかっていたことがより明確になりました。
解剖学と聞いて少し難しい話ではあったのですが、中々独学では勉強できない内容だったので専門の先生から学ぶことができよかったです。
足の構造や、動きの特徴を知ることで、扁平足などの足のトラブルの原因がイメージしやすくなりました
足にも握力があることに当たり前のことですが、新鮮な驚きがありました。
以前、足でタオルをたぐりよせる運動を勧められ、わからないので無視していましたが、握力・体力のためには今後挑戦してみようと思います。
足指を鍛える重要性を再確認しました。
ウォーキングエクササイズを教えていますが、中足骨がはっきり出るぐらい足指が動いている方を今まで見たことがありません。
いかに足指、足底筋を使えてないのかがよくわかりました。
足育学(幼児期)
講師:小野直洋先生
小野整形外科院長で当協会名誉顧問の小野直洋先生より、幼児期の足育について学ぶ科目です。
研究論文、小野先生の医院での症例、長年に渡り行ってきた幼稚園での足型測定データなどを元に、足育の重要性をご講義いただきました。
小野先生の話を聞きながら、わが子の子育てや、仕事や生活の中で関わる子どもたちが思い浮かぶ人も多く、子どもの足のトラブルの深刻さ、子どもの足の健全な成長のための環境が危機的な状況にあることを実感しました。
先生が提示されたレントゲンとその症例の話を聞き、運動する機会が少ないと考えられない力で骨折するということが分かりました。
家の近所でも歩いている子はみかけないので危機感を改めて感じました。
データーに基づくお話だったのでとてもわかりやすかったです。
体を動かして遊ぶ事や幼少期からの靴選びや靴をきちんと履く習慣を身に付ける事の大切をみなさんに知って欲しいです。
昨今のトレーニングブームもあり様々なスポーツで身体づくりが盛んになっている中、幼児期の生活環境、発達状況まで考慮した運動処方が必要になるなと感じました。
4月から子供が年少になるので上履きを購入しましたが、みんなと同じ方がいいかなと言う理由でバレーシューズを買ってしまい、まず反省しました。
また、今は時間がないからと言う理由で自転車通学をしていますが、歩いて登園させようと思います。
今は子供も大きくなったので、昔を振り返ると親の都合で子供の足の成長であったりトラブルを見逃していたんだとこの講義を受けて反省をしました。
同じ思いをさせないためにも、たくさんの人に伝えていきたいと思いました。
全体を通して
最後に、足育基礎講座の受講を終えての感想を紹介します。
子どもの成長は待ったなしと再確認
『0歳からの足育のすすめ』を購入して、講座を知りました。
受講して、子どもの足を良くするも悪くするも保護者次第だなぁと感じました。
直接そのようなお話があったわけではありませんが、子どもの成長は待ったなしだなぁということを再確認しました。
慌ただしい日々の中でも子どもの成長に向き合う時間をしっかり設けたいと思います。
足の計測を子育て支援に取り入れたい
子育て中の親御さんに足の大切さを伝えたいし、伝える場所・機会があるが、自信をもって伝えることがまだまだ出来ていなかったため、今回受講しました。
園では未就園児を担当していますが、靴を履く際、子どもが「はけない」「はかせて」っていうことで、職員が履かせていました。
今後は職員と一緒に「かかとトントン、ベルトはキュー」の言葉かけで履いていきたいと思います。
足って成長するのに、毎月している身長測定のようになぜ測らないのでしょうね。
足の計測を子育て支援に取り入れてみようと思います。
乳幼児期の足について多くの学び
高齢者の足のトラブル巻き爪や肥厚爪のケアをしています。
高齢になってトラブルを起こさない為にも、幼少期から全ての方への足育が大事だと感じたので、学びたいと思いました。
仕事柄、足の大切さ、靴の選び方、靴の履き方などは知っていましたが、乳幼児期の足についてはまだまだ知識が足りなく、今回たくさんの学びがあり、今後に生かしていきたいと思いました。
親も正しい知識をつけないとと思った
今後、子どもを対象にした運動指導をしたいと思っていたので、その時に役立つ考え方や情報を得たいと思っていました。
2歳の娘は自分の足のサイズを測定するのが好き過ぎて家でも測っています。
娘自身が店員さんの真似をして測っているのを見て、改めて親も正しい知識をつけないと思いました。
アドバイザーの資格にも興味が湧き、引き続き足育を学んでいきたいと思いました。
生まれた時から始まり、生涯続くもの
産休で何か資格を取りたいと思っていろいろなブログを読んでいて講座を知り、子どもの足と靴選びの関係に興味があって受講しました。
足育は生まれた時から始まり、生涯続くものだと分かりました。
また、幼児期の正しい靴選びについてや、たくさん遊ぶことで育まれることが印象に残りました。
まずは自分のこどもの靴を見直します。
家事が多く、こどもたちも家で過ごしがちで、足を使って遊ぶ機会が少ないと気付いたので、散歩に出かけるなど、生活も見直したいです。
次回の足育基礎講座は2023年5月に開催
次回の足育基礎講座の開催は2022年5月で、今回は平日にも開催します。
①5月10日(水) 平日開催
②5月14日(日) 休日開催
解剖学・足育学(幼児期)は、録画映像での講義を行いますが、講師の先生に直接質問ができる機会を設けています。
講座の内容や受講料などの詳細は「足育基礎講座について」のページをご覧ください。







