2021年5月23日に「足育基礎講座」を開催いたしました。
全国各地からオンラインでご参加くださった9人の方々は、ご職業は保育士・主婦・歯科医師・理学療法士・ウォーキングインストラクター・ネイリスト、年代は30代から50代まで。
お仕事やご自身の経験を通して、足に興味をもち、足の大切さを感じて、足や靴のことを理解したいと受講をお申し込みいただきました。
朝9時から夕方4時半まで1日かけて、乳児期・幼児期の足育に関わる次の4科目を学びました。
- 総論
講師:日本足育プロジェクト協会理事長 玉島麻理
- 足育学(乳児期)
講師:日本足育プロジェクト協会理事長 玉島麻理
- 解剖学
講師:畿央大学准教授 福元貴彦 先生
- 足育学(幼児期)
講師:小野整形外科院長 小野直洋 先生
各科目の講義の後にいただいたご感想から、一部を紹介させていただきます。
■ 総論
様々な人達の、子どもの足の健全な成長を願う思いが広まり、現在の足育があるのだと感じました。
今回の足育基礎講座を通して足育についてしっかりと学び、日頃の保育(保育士をしています)や家庭での子どもの足のケアに役立てていきたいと思いました。
足育の定義や、計測会などの活動に対して、ボランティアから始まり、地道な活動に取り組んでこられたことに対して、すごく感銘を受けております。
こども園のお話で、保育士の意識の変化から子どもの足の変化に繋がっていたという報告は、私たち保育士の関わりの大切さを改めて感じました。
今回の受講が私の保育所での一歩になればと思います。
■ 足育学(乳児期)
ハイハイをしない子が多い・という点は近年よく聞いていた内容でしたが、その中でも「高這い」に焦点を当ててのお話は大変興味深かったです。
思い返せば、我が子も高這いしませんでした。
「ハイハイや高這い等、発達の段階を飛ばしてしまっているならば、今からでも行っていくことが大切」という言葉のとおり、その時にやらなかったから諦めてしまうのではなく、遊びの中に取り入れて楽しみながら、我が子にも経験させてあげたいと思いました。
乳幼児期のはいはいや高這いの重要性について、その後の発達に影響があること、すべてが連動していることにとても驚きました。
育児用品の利用と発達の関係性についての結果が興味深かった。
乳児の歩くまでの成長過程を改めて学ぶことができました。ひとつひとつの成長がとても大切と感じました。
■ 解剖学
今まで持っていた知識にプラスしてより理解を深めることができました。
なぜ足指を動かし鍛えることが大事かよくわかりました。
足の握力が運動能力に関係していることや、足のアーチについて非常にわかりやすく新鮮で、印象深くとても勉強になりました。
足指筋力と身体やまたスポーツ能力の関係性のお話を聞いて、どの年代においても足の筋力を上げることは必要だと思いました。
最後にあった、筋力の非対称性が大きすぎると、転倒が起こりやすいというお話を聞いて、私の母がまさに今その状態だと気づかされました。
ヨガをやっていますが、「足の指はここからです」って言われてもなかなか開かなくて私は違うのかもと思っていましたが、足の甲のあたりから指らしきものはあるんですね。勉強になりました。
■ 足育学(幼児期)
日頃、周りの通園されているお母さん方はほとんど車か近くだと自転車でいらっしゃいます。
今回の徒歩通園の話をもっと知った上で通園の方法の選択をしてもらえると良いと思いました。
講義の中で、「有名メーカーの靴だからと言って、良い靴とは限らない」というお話を聞き、驚きました。
今回勉強させて頂いた内容を元に、しっかりと見極めながら靴選びをしていきたいと思いました。
転んでも手が出ない、安さで選ばれている靴…保育現場で見えている状況が講義の中で出てきました。
子どもたちが遊びから体を培っていけるように、たくさん遊んで、たくさん食べて、たくさん眠る子をこれからも目指して仕事をしていきたいと思います!
コロナ禍による子供の運動不足が影響し、骨折につながる症例が多くなっていることに驚いております。
■ 全体を振り返って
全てにおいて、うなずきが止まらなかったのですが、やっぱり靴選びに感しては小さい靴によるてん足だけではなく、大きい靴でも同じ状態を作ってしまうこと。
足の成長速度の速さなど、子供を育てる母親として、ヒヤッと思うことが多々ありました!
私が新任の時から既に、保育園では「最近の子どもはハイハイや高這いしない・すぐに転ぶ子どもが多い(そして転んでも手が出ない)」と先輩保育士達から聞かされており、実際その通りでした。
ただ、それは子ども達のせいではなく、周りの大人がそのような環境を作り上げてしまっているという部分にドキッとしました。
実際自分が親になってみると、車移動しがちであったり、背をもたれさせて座らせていたり…。
無意識な行動一つひとつが子どもの成長を阻害してしまっていたなと気付かされ、改善していかなければと感じました。
解剖学は、今まで触れることのない分野で難しかったですが、足の構造を知ることができて良かったです。
足育学乳児、幼児ともに、仕事上、聞いたことのある話もありましたが、再確認することができました。
発達過程や靴のことなどより知識を深めることが出来ました。
以上、5月23日開催の「足育基礎講座」のご感想を紹介いたしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。





